ジャノメチョウの仲間でよく似た種類のサトキマダラヒカゲがいるが、山地と低地でのすみわけ、翅の微妙な模様の違いなどの特徴から”ヤマキマダラヒカゲ”と思われる！？
山の湿原へ行って来た。
標高800m付近にあり、下界よ涼し～い！！！
林道から渓流に沿って湿原に入ると、薄暗く鬱蒼と樹が生い茂っていた。
その樹の一つに蝶が止まっているのを発見。
そっと近づいて撮影を始めると、フワッ！と飛び立ち少し離れた雑草の中の黄色い花に止まった。
吸蜜をはじめたのか？ゆっくりと翅を開閉させながら花の上で方向転換していた。
風に吹かれて花が揺らされても、すぐ傍まで近づいてカメラを構えても一切お構いなし。
ひたすら吸密するセセリチョウの仲間”イチモンジセセリ”だ！
天気が良いので、カメラ片手に近くの畑を訪ねた。
イチジクや柑橘類などの果樹に季節の野菜と花があり、いろんな虫たちが集まっている。
ピンクの花にチョウが飛んできて吸蜜をはじめた。
大きさは2cmぐらいで、縞模様や斑の変わった模様が特徴。
調べてみるが、該当する種類が見つからない。
カーテンを開けたら、窓ガラスに蛾がいた。
飛び立つことなく、上下左右に移動を繰り返している。
ビニール袋から出して写真を撮ろうとしたら、フワッと飛び立ち傍の黒柿の葉に止まった。
黒褐色の翅に黄色ないしオレンジ色の腹面。
黒と白の肢。これらの特徴からヘリカメムシの仲間で”キバラヘリカメムシ”と思われる。
