夏休みの宿題が計画通りに終わった記憶がない、スタッフ吉野です。
予期せぬお出かけや、チェック忘れで最終週に大慌てでやり遂げることがしばしば。そうか、泥縄力はこの時に培ったんだ…って、威張れませんね、はい
夏休みに入ってから、「宿題を織りに来ました~」と主に小学生がいらっしゃいます。
額に入れる子、タペストリーで木の枝に結ぶ子、バッグの布にする子、ご自宅で仕上げるので完成が見られないのがとても残念なのですが、思い思いにステキな作品を織り上げて帰られます。
でもね、宿題を織るのは小学生だけではありません。
近くの高校で「さをりの森で織る」のが宿題というところがあるんですよ
生徒さんが自分の都合良い日にさをりの森へご来館。
指定の幅で、とにかく織ります。
何を織るかは自由。どれだけ織るかも自由という課題で、初めてのさをり織りにとまどいながら織り始め、だんだんと楽しさ全開で織り進んでいきます。糸選びも、羊毛や糸端の挟み込みも、本当に楽しそうにしているんです。お友達と来ているのにいつの間にか口数が少なくなっていて、もう夢中なんですよね。
ここで一句。「夏休み 隣はひたすら 織る人ぞ」
・・・・・・・・失礼いたしました
できあがった作品と記念撮影をお願いしたら、こんな笑顔を頂戴しました
宿題で、工作などの作品作りがまだ終わっていない小学生、中学生、高校生のみなさん。
さをりの森で「自分を織る」のはいかがですか?間違い、失敗、キズという言葉をすべてデザインという魔法の言葉に置き換えることができる、さをり織り。
苦手な宿題、どうせやるなら楽しくしましょ