髪を切って、頭が軽~くなったスタッフ吉野です
脳みそが減ってしまったわけではなく、髪が軽くなったからアタマも軽くなったと固く信じているのですが、ちょっぴり自信がない今日この頃…
さてさて、以前ご紹介したストレッチ糸での織り布です。
ストレッチ糸をタテ糸に入れるとぐ~んと縮まるのですが、やや重いのがミソ。そこで研三さんは考えます。なんとか軽くできないものか、と色々試してみました。
まずはヨコ糸をゆる~く入れてみます。おわかりいただけるでしょうか、この透け感5~8mmほど空けてヨコ糸を入れるので、さくさく織れちゃいます。
ヨコ糸がゆるいと、大きく縮むんですよね~。で、縮絨をしてみると、できました
軽くて薄くて、タテにぐっと縮んだふわっふわの織り布です
ところが…水色の右端の部分、わかります?
びろ~んと伸びた部分はストレッチ糸を入れずにフリルのようにしたかったのですが、縮絨したところ、ヨコ糸がゆるすぎてタテ糸が端っこに追いやられてしまったのです。
これはこれで、指で糸を動かせばいいのだけれど、他にいい方法はないかしら。ってことで、ヨコ糸の打ち込み方を少し変えてみました。
そうしてできたのがこちらっ前回以上にふわっふわのびよんびよんの、軽~~いストレッチの織り布です
拡大写真がこちら。グレーに見える糸がストレッチ糸で、左側10cm程は入っていないので、その部分がフリルのようになっています。
タテ糸が大きく揺れすぎることなく、程よく波打ってくれましたよ。
さをりの森では日々、こんな風に織り方、手織りにともなう技術、織機、部品について色々なアイデアが実験されています。
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