はるばる、エストニアからのご来館。
VSA arts of Estonia から、
2名の方がさをり織りの講習に来日して下さいました。
これから一週間、整経、経通し、織り、仕立ての、
短期特訓が始まります。
エストニアといえば、バルト三国のひとつ。
私たちには、どうしても旧ソ連のイメージが
強く残っていますが、文化的・人種的・地理的にみると、
エストニアは、北欧の国のひとつ。
エストニアの首都はタリン。
そのタリンから、フィンランドの首都ヘルシンキへは、
飛行機で約20分(離陸したらすぐ着陸準備らしいです)。
船でバルト海を渡ると約1時間。
エストニアの言語は、エストニア語。
ですが、たいていの人は、フィンランド語や英語など、
5カ国語ぐらいは話せてしまうんだとか。
国境を多くの国と接する、ヨーロッパの国ならではですね。
養護学校ですでに手織りを教えているお二人。
今回、さをり織りの哲学と実技を学んで、
学校のプログラムをさらに発展させたい、とのこと。
初めての来日。
しかもアジアの国に来ること自体も初めて。
期待に応えなくては…!と、迎えるこちらも、
ちょっと、気が引き締まります…。