さをりの森 森の妖精ブログ

大阪和泉市にある「さをり織り」の教室、「さをりの森」のスタッフが綴る、森の仲間たちの様子やちょっとしたお話など。

エストニアでSAORIを

2006年09月18日 | 森の妖精便り

はるばる、エストニアからのご来館。
VSA arts of Estonia から、
2名の方がさをり織りの講習に来日して下さいました。

これから一週間、整経、経通し、織り、仕立ての、
短期特訓が始まります。

エストニアといえば、バルト三国のひとつ。
私たちには、どうしても旧ソ連のイメージが
強く残っていますが、文化的・人種的・地理的にみると、
エストニアは、北欧の国のひとつ。

エストニアの首都はタリン。
そのタリンから、フィンランドの首都ヘルシンキへは、
飛行機で約20分(離陸したらすぐ着陸準備らしいです)。
船でバルト海を渡ると約1時間。

エストニアの言語は、エストニア語。
ですが、たいていの人は、フィンランド語や英語など、
5カ国語ぐらいは話せてしまうんだとか。

国境を多くの国と接する、ヨーロッパの国ならではですね。

養護学校ですでに手織りを教えているお二人。
今回、さをり織りの哲学と実技を学んで、
学校のプログラムをさらに発展させたい、とのこと。

初めての来日。
しかもアジアの国に来ること自体も初めて。
期待に応えなくては…!と、迎えるこちらも、
ちょっと、気が引き締まります…。


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