“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

郵便番号 原子力発電のための原子炉(基数)

2012年04月15日 15時00分00秒 | 臼蔵の呟き
以下の資料は友人からのデータ提供です。大都市から当為地域に原子力発電所を立地させたことが分かるものです。


郵便番号 原子力発電のための原子炉(基数) 内訳

9番台 34基 福井13基(敦賀2基、美浜3基、高浜4基、大飯4基)、福島10(第一6基、 第二4基)、新潟(柏崎)7基、宮城(女川)2
             基,石川(志賀)2基
8番台 5基    佐賀(玄海)3基、鹿児島(川内)2基
7番台 3基    愛媛(伊方)3基
6番台 2基    島根(島根)2基
4番台 4基    静岡(浜岡)4基
3番台 1基    茨城(東海第2)1基
0番台 3基   北海道(泊)2基、青森(東通)1基

900番台(9番台)が実に全体の61%を占めていた。

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900番台とは以下の地域

東北:宮城、山形、福島
信越:新潟
北陸:富山、石川、福井
沖縄:沖縄

東京からみたら、歴史的に情報が伝わりにくい地だったところ。だそうです。

イチローとダルビッシュ

2012年04月15日 11時00分00秒 | 臼蔵の呟き

野球の話ですが、なかなか面白い考察です。多くの新聞、マスコミでも記事になっているので見た方も多いと思います。日本とアメリカの違い、生活環境もまったく違う中で、期待だけが一人歩きし、非常に厳しい精神環境での、初プレーでした。テレビで見て大丈夫かと思ったのは多くの日本人も同じだったと思います。彼は、仙台の高校に在籍していましたので、親近感があります。日本のプロ野球は巨人軍の協会規定に反した、高額年俸問題にふたをして、何事もなかったかのように、試合を進めています。また、巨人軍の球団幹部と読売新聞社主の争いと続き、興味も盛り上がりも欠けているように思います。アメリカの政治、経済運営は、どうしようもないくらいの「悪」ですが、スポーツの世界は日本プロ野球よりは数段レベルが「上」ではないかと思います。日本の多くのプロ野球選手は誠実で、いい人ではあると思いますが。

■ダルビッシュから3安打には困惑
 一方のイチローは、ダルビッシュから3安打。最初のヒットこそポテンヒットだったが、2打席目はライトオーバーの二塁打。4打席目はダルビッシュの足元に弾き返し、センター前ヒットを放っている。
 ただ、この4打席、18球だけでは、イチローもダルビッシュの評価に困った。「バッターとピッチャーというのは、何打席、何十打席も重ねていかないと、分からないものですから。これで判断されても……。それはお互いそうではないですかね」イチローとダルビッシュは、実戦初対決。ダルビッシュが日本でデビューしたのは2005年のこと。イチローが大リーグに移籍して、すでに4年がたっていた。
■強烈な印象
 したがって投手としての印象について問われても返答に窮したが、あるシーンがイチローに強烈なインパクトを残したそうだ。6回、イチローにセンター前ヒットを許すと、ダルビッシュは降板を告げられた。
 ダッグアウトまで歩き始めると、そのとき、見渡す限りすべてのファンが立ち上がって拍手を送った。そのスタンディングオベーションにはいろんな意味が込められていたと思うが、なによりも初登板で、最初は不安な立ち上がりを見せたものの、途中から立ち直ったピッチングが評価されたのだろう。しかしながらダルビッシュは、うつむいたまま、ファンの声援に応えることなく、ダッグアウトに姿を消した。

 それを一塁から見ていたイチローは「すごくよかった」と思ったそうである。「この内容でhは、というプライドが見えましたから」。「あそこで帽子をとっていたら、たいしたことねえなあと思っていたかもしれませんが、あれだけ歓声を浴びて、ぐっと何か、内に秘めているものがあったはずですから」。
■次の対戦
 ダルビッシュ本人も「こんな投球で、あれだけ称えてくれて、逆に申し訳ない」と思ったというから、イチローはその忸怩(じくじ)たる思いを見抜いていた。
 その言葉の裏にはどこか、これで次の対戦が楽しみになった、というニュアンスも見え隠れしていた。「打った、打ち取られた」だけではない、無言で交わされる彼らのやり取り。次回の対戦が今から興味深い。

690億円の祝砲

2012年04月15日 06時00分12秒 | 蜂助の呟き
こんにちは。蜂助です。今日は、北朝鮮の「ロケット」打ち上げ失敗の話です。

4月13日午前7時38分に「ロケット」は打ち上げられ1分ちょっとで爆発空中分解して韓国と中国の間の海に落下しました。この「ロケット」打ち上げには690億円がかかったそうです。このお金があれば、北朝鮮国民主食のひとつトウモロコシを国民全員が1年間食べられるだけ買うことができるそうです。

新しい指導者への祝砲としては破格の金額です。

2009年に国連安保理決議で「弾道ミサイル技術を利用した発射」の中止を求めています。今回の「ロケット」の打ち上げは、この安保理決議に違反します。

ところで、ロケットはエンジンや燃料、それを燃焼させる燃焼剤が一緒に積まれており、空気のない宇宙空間まで飛べます。ミサイルはロケットと同じエンジンで飛ぶものもありますが、燃料を空気中の酸素を使って燃焼させるので空気のない宇宙では使えません。というような違いがあるそうです。

私には、そんな定義ではなく、ロケットは攻撃するためではなく、ミサイルは目的のものを攻撃するとの明確な違いではないかと思います。

だから今回のものは「ロケット」というミサイルだったわけです。目的地はフィリピン手前であることを公にしていたわけですから。弾道ミサイルとは、大砲の弾のように空中に弾道を描いて飛ぶ対地ミサイルで、最初の数分に加速し、その後慣性によって飛ぶ。(その後、うまくゆけば地球の中心を焦点とする楕円軌道を飛翔する)とあります。今回の「ロケット」は、弾道ミサイルであることは明らかです。

だから国連安保理決議の「弾道ミサイル技術を利用した発射」の中止の求めに反するのです。

ところで昔、中国の方と話している時に北朝鮮の話題になりました。その際に彼が、「日本人は北朝鮮というが、南朝鮮という国はなく韓国なので、北朝鮮ではなく朝鮮と呼ぶのが正しいです。」と話していました。確かにその通りです。正式国名は、朝鮮民主主義人民共和国です。

「キタ」という言葉には「北朝鮮」を指すだけではなく、その国への蔑視が籠められているようです。

突然、関係ない話ですが、同じ民族の二つの国が一緒になれる時が来ますように。