新自由主義が世界を席巻し、その「毒」が先進国の政治、経済を停滞、かく乱しているのではないかと感じています。ソビエトの崩壊=社会主義の崩壊として、自由主義(資本主義経済と議会制民主主義)が勝利したといわれて多くの時が流れました。本当に自由主義が勝利したといえる状況なのでしょうか。また、ソビエトが崩壊したこと=社会主義の理論的な間違いと切り捨ててよいのかどうか考えてみる必要があると思います。
米州サミットでキューバを排除してきましたが、アメリカの主張に同調する国家は、カナダだけだと言われています。その結果、宣言文書の採択が出来なかった。何のための米州サミットだったのでしょうか。
次の米州サミットは開催すること自身が、出来ないかもしれないと言われています。「自由主義諸国でなければ、政治経済の仲間に入れない」とのアメリカ流の主張は、中南米で支持を得られなくなっています。どうしてなのか、考える必要があると思います。
1%富裕層、99%の国民、貧困層の問題、リーマンショックは金融資本の横暴ぶり、醜さをさらけ出しました。金融機関を救済するとの「名目」で各国は国家財政を金融機関救済に投入しました。利益が出るからと原子力発電所をどんどん建設し、核廃棄物の処理方法はいまだに決まらない。イラクなど気に食わない国家指導者、政治体制を軍事力で攻撃し、破壊する。「新自由主義が勝利」(思い込み)して、反対する勢力、ブレーキが利かない状況になってきているのではないか。そう思います。
<キューバ参加巡り溝、宣言文書不採択 米州サミット閉幕>
南米コロンビアのカルタヘナで開かれていた米州サミットが15日、閉幕した。貧困撲滅など地域共通の問題が話し合われたが、今後のキューバの参加を巡り、認めるべきだとする中南米・カリブ諸国と、反対する米国などの間で合意に至らず、宣言文書は採択されなかった。
キューバ問題に加え、英国とアルゼンチンが互いに領有権を主張するフォークランド(スペイン語名・マルビナス)諸島の帰属問題でも意見が分かれた。
閉幕後の記者会見で、ホスト国コロンビアのサントス大統領は、域内での鉄道規格の統合に向けて合意した点などを成果として紹介。宣言文書の採択に至らなかった点について「キューバの参加や、マルビナス諸島の問題などは、いずれも従来は議論されたことがなかった」と述べ、タブーを排して様々な問題が議論されたことの意義を強調した。
米州サミットでキューバを排除してきましたが、アメリカの主張に同調する国家は、カナダだけだと言われています。その結果、宣言文書の採択が出来なかった。何のための米州サミットだったのでしょうか。
次の米州サミットは開催すること自身が、出来ないかもしれないと言われています。「自由主義諸国でなければ、政治経済の仲間に入れない」とのアメリカ流の主張は、中南米で支持を得られなくなっています。どうしてなのか、考える必要があると思います。
1%富裕層、99%の国民、貧困層の問題、リーマンショックは金融資本の横暴ぶり、醜さをさらけ出しました。金融機関を救済するとの「名目」で各国は国家財政を金融機関救済に投入しました。利益が出るからと原子力発電所をどんどん建設し、核廃棄物の処理方法はいまだに決まらない。イラクなど気に食わない国家指導者、政治体制を軍事力で攻撃し、破壊する。「新自由主義が勝利」(思い込み)して、反対する勢力、ブレーキが利かない状況になってきているのではないか。そう思います。
<キューバ参加巡り溝、宣言文書不採択 米州サミット閉幕>
南米コロンビアのカルタヘナで開かれていた米州サミットが15日、閉幕した。貧困撲滅など地域共通の問題が話し合われたが、今後のキューバの参加を巡り、認めるべきだとする中南米・カリブ諸国と、反対する米国などの間で合意に至らず、宣言文書は採択されなかった。
キューバ問題に加え、英国とアルゼンチンが互いに領有権を主張するフォークランド(スペイン語名・マルビナス)諸島の帰属問題でも意見が分かれた。
閉幕後の記者会見で、ホスト国コロンビアのサントス大統領は、域内での鉄道規格の統合に向けて合意した点などを成果として紹介。宣言文書の採択に至らなかった点について「キューバの参加や、マルビナス諸島の問題などは、いずれも従来は議論されたことがなかった」と述べ、タブーを排して様々な問題が議論されたことの意義を強調した。