“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

日本による中国アジア侵略戦争とアメリカの原爆投下

2015年08月05日 08時18分04秒 | 臼蔵の呟き

「この悲劇を繰り返さないためには、われわれは広島と長崎で起きたことを決して忘れてはならない。どれほどの時間が過ぎようとも。」その通りです。

日本の天皇制政府と日本軍の蛮行は避難され否定されなければなりません。同時に、何があろうと無差別殺戮、アメリカによる原子爆弾の投下は許されるはずはありません。

[3日 ロイター]戦後70年、広島・長崎の「光と影」

[3日 ロイター] - 1945年8月6日、米国は広島に原爆を落とした。人口35万人の広島は世界で初めての被爆地となり、その年の終わりまでに約14万人が命を落とした。3日後の8月9日、今度は長崎に原爆が投下された。

70年前の夏、被爆地の道路や壁や橋などには、原爆の熱線によって焼き付けられた犠牲者の黒い影が残された。私は原爆の犠牲者を追悼するとともに、被爆地の今の影を写真に収めようと広島と長崎に向かった。

原爆落下後に撮影された橋や階段の写真に、焼き付けられた犠牲者の影が残っているのを初めて見て知った時、私は強い衝撃を受けた。

原爆の悲劇から70年たった今、広島と長崎には平和の日差しがどんなふうに降り注いでいるのだろうか。

6月から7月にかけて日本は梅雨時だ。今年は台風の通過もあって天候は例年以上に不安定で、影を撮影するには理想的なコンディションとは言えなかった。悪天候によって撮影は阻まれ、原爆投下70年の直前まで延期を余儀なくされた。

広島は梅雨明けしていたが、長崎はまだだった。見切り発車的に東京を出発する形になったが、現地では幸運に恵まれた。私が長崎入りする前日に天候は回復し、なんとか撮影を終えることができたのだ。

もう1つの頭痛の種は、自分自身の影が写真に入り込まないようにすることだった。影が伸びる夕暮れ時には特に難しかった。残念ながら、それによって多くの写真の使用を断念せざるを得なかった。

こうした不確実な要素によって、プロジェクトはタフなものになった。しかし、広島と長崎に活力がみなぎっているのを目の当たりにし、現地の生活を垣間見ることもできた。本当に、本当に多くの外国人旅行者が原爆に関する博物館や史跡を訪れていたのが、私には少し驚きだった。

 戦後70年がたってもまだ、この悲劇は終わっていない。

全国に被爆者は約18万人おり、その平均年齢は今年初めて80歳を上回った。 

多くの被爆者は原爆の悲劇について口を開きたがらないが、被爆の証人が減りつつある今、若い世代に自分たちの経験を伝えようとする人たちもいる。

この悲劇を繰り返さないためには、われわれは広島と長崎で起きたことを決して忘れてはならない。どれほどの時間が過ぎようとも。


「安倍談話」の内容と世界の受け止め方

2015年08月05日 05時56分14秒 | 臼蔵の呟き

戦争法案を提出し、戦争できる国作りを強行しようとする安倍、自公極右政権。その政権は、憲法学者の圧倒的多数から戦争法案が憲法違反であると指摘されました。また、多くの学者、弁護士などからも憲法違反、立憲主義の否定になることを指摘されました。

その最中に、敗戦後70年を契機とした政府談話を新たに出そうと画策しています。その真意は歴史認識の改ざんであり、侵略戦争の否定、侵略戦争を正しい戦争であり聖戦であると世界に向かって宣言することです。ところが、ポツダム宣言を否定することは、アメリカ、中国、ロシアなど戦勝国、国連常任理事国とても受け入れることができないものです。この点では、安倍、自民党極右議員の思惑と、戦勝国である国家との矛盾が激化します。

彼らの愚かなたくらみは、必ず失敗するでしょう。歴史がそのことを証明します。

<人民網日本語版> 

 安倍晋三首相による戦後70周年談話の発表が近づくにつれ、安倍首相が談話の中で日本の過去の殖民統治と侵略行為を認め、それに対する謝罪を表明するかどうかに、日本国内および国際社会からの関心が高まっている。新華網が伝えた。

 安倍談話が人々に広く受け入れられるかどうかの鍵となるのは、「他虐観」と「自虐観」を捨てられるかどうかだ。侵略の歴史を徹底的に反省すると同時に、軍国主義の亡霊が今も徘徊していることと、右翼勢力の台頭こそが、日本国内外の世論が歴史問題をいつまでも警戒し続ける根本的理由であることをしっかりと認識する必要がある。

 談話の中で歴史問題を直視するよう安倍首相に訴えるため、日本の民間団体は相次いで「民衆談話」「市民宣言」を発表、侵略と殖民統治に対する「反省と謝罪」を明確に表明し、国民の立場から世界に向け、平和を願うメッセージを発している。

 オブザーバーは、「安倍談話が歴史問題に関して日本とアジアのその他の国家の人々を納得させられるかどうかの要となるのは、『他虐観』--他国が歴史問題で常に日本の『弱み』を握り、外交で歴史問題を盾にしてくるという考え方--を捨て、考えを正すことだ。また『自虐観』-―過去の殖民統治と侵略の歴史を認め、謝罪をすることは、自らを害する行為だという考え方--は、もってのほかだ」との見方を示す。(編集SN)

 「人民網日本語版」2015年8月3日