昨晩テレビのチャンネルを変えてもいないのに、番組内容が変更になった。福田総理の辞任会見である。今朝の番組でも繰り返し放映されていたが、無責任としか言いようがない。評論家の皆さんは、公明党のシナリオ通りと評されている。選挙目当ての政変劇としか写っていないのだろう。
政治家が「辞める」ことは当然ある。不祥事でなければ、通常は政策的な対立で、国会が混乱している、国民の意思と与党がやろうとしていることにギャップがあり、押し切った後責任を取るなどのケースだ。
しかし、昨晩はどのケースにも当てはまらない。12日に臨時国会を召集することを決めたのに、法案や予算案すら提出する前、国会での争点がはっきりしない段階での逃亡劇は理解できない。
福田辞任で、総選挙が早まるとの見方があるが、選挙は人気投票であってはならない。臨時国会で、今の国政の争点を明確にして、そのことを国民に問うのが選挙だ。特に、今求められているのは、誰が・どの政党が政権を担うかではなく、今の政治の中身をどのように変えていくかである。そのために、力を発揮できる政治家を国会に送り出すことが、国民の責務だろう。
政治家が「辞める」ことは当然ある。不祥事でなければ、通常は政策的な対立で、国会が混乱している、国民の意思と与党がやろうとしていることにギャップがあり、押し切った後責任を取るなどのケースだ。
しかし、昨晩はどのケースにも当てはまらない。12日に臨時国会を召集することを決めたのに、法案や予算案すら提出する前、国会での争点がはっきりしない段階での逃亡劇は理解できない。
福田辞任で、総選挙が早まるとの見方があるが、選挙は人気投票であってはならない。臨時国会で、今の国政の争点を明確にして、そのことを国民に問うのが選挙だ。特に、今求められているのは、誰が・どの政党が政権を担うかではなく、今の政治の中身をどのように変えていくかである。そのために、力を発揮できる政治家を国会に送り出すことが、国民の責務だろう。