「自治」って何だろう。
今、10日から始まる9月定例会の一般質問の準備をしている。今回は、ちょっと抽象的だが、「自治を育む」という視点で議論したいと思っている。「住民参画」という言葉がよく出てくる。また、町の中には、各種の審議会や策定委員会、協議会のようなものがあり、住民委員もいる。そこでは、様々な意見が出される(中にはほぼ沈黙の委員会もあるようだが)。それを聞いて、事務局=職員が実務をしている。これって、本当の「参画」なのだろうか?
参考にしている文献の中に、こんな例が出ていた。地域住民が要望している施設や道路を作るのに、用地買収は全部職員が担当するのはおかしくないかというもの。正当な理由もないのに反対している地権者がいれば、住民の協議で解決する道もあるのではないかとの指摘だ。今は減ったが、バブル期の地価は1カ月違うだけで相当変動していた。用地買収を延ばせば延ばすほど得する地権者がいたのも事実だ。
また、憲法の精神を実現するためには、旧教育基本法にあったように、「教育」の力によるところが大きい。学校教育だけではなく、社会教育も含む広義の教育だ。「自治を育む」ための教育システムが、今の時代だからこそ必要ではないかと考えている。
ご意見・お知恵などありましたら、お教え下さい。
今、10日から始まる9月定例会の一般質問の準備をしている。今回は、ちょっと抽象的だが、「自治を育む」という視点で議論したいと思っている。「住民参画」という言葉がよく出てくる。また、町の中には、各種の審議会や策定委員会、協議会のようなものがあり、住民委員もいる。そこでは、様々な意見が出される(中にはほぼ沈黙の委員会もあるようだが)。それを聞いて、事務局=職員が実務をしている。これって、本当の「参画」なのだろうか?
参考にしている文献の中に、こんな例が出ていた。地域住民が要望している施設や道路を作るのに、用地買収は全部職員が担当するのはおかしくないかというもの。正当な理由もないのに反対している地権者がいれば、住民の協議で解決する道もあるのではないかとの指摘だ。今は減ったが、バブル期の地価は1カ月違うだけで相当変動していた。用地買収を延ばせば延ばすほど得する地権者がいたのも事実だ。
また、憲法の精神を実現するためには、旧教育基本法にあったように、「教育」の力によるところが大きい。学校教育だけではなく、社会教育も含む広義の教育だ。「自治を育む」ための教育システムが、今の時代だからこそ必要ではないかと考えている。
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