精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

日本共産党がのびれば政治が変わる その2

2008年09月25日 09時16分45秒 | 各地・分野の動向
 人間らしい働き方の問題です。昨朝の駅前宣伝でも「私らはモノじゃない」というチラシを配布したが、高校生も含めて若者中心によく読んでいただいた。「ワーキングプア」というコトバができて久しくなっているが、一生懸命働いても貧困層から抜け出せない国民が数百万人という規模で今日も増え続けている。一番の象徴は「派遣労働」だ゛。今では321万人まで膨れ上がっている。その7割は登録型ということで、仕事があるときだけメールなどで指示がある、いわゆる昔風にいえば「日雇い労働」である。今日の職場と明日の職場が違う、場合によっては明日は仕事がないかもしれないという不安定なもの。これでは、仕事のスキル・ノウハウ・技術は蓄積されないし、何よりも生活の見通しが立たない。勢い出産・子育てはおろか結婚さえできない。急速な少子高齢化が社会問題化している国の姿である。
 若者を「使い捨て」にする働かせ方は放置できません。今すぐに、労働者派遣法をせめて1999年の限定派遣まで戻し、将来的には「派遣労働者保護法」に発展させる必要があります。
 しかも、このような働かせ方をしているのは、経営が苦しい中小企業ではなく、バブル期より多い利益を挙げている、キャノン・トヨタ・松下といった世界的企業が人件費を安くして利益を追求する余りにやっているという「社会的無責任」が根源です。
 さらに、正職員の身分であってもサービス残業という給料が払われない勤務実態もあります。私も、大学卒業後最初に就職した職場では、事実上8時前出勤を強いられていたのに、定刻の8時45分からの勤務扱いをされていました。いわゆる前倒しの「サービス残業」でした。精華町にある学研企業の研究所では、夜遅く・朝早くから、もしかしたら夜を徹して煌々と電気がついているところが1つではありません。長時間過密労働も社会の問題です。
 日本共産党とともに、「人間らしい労働のルール」を作りましょう。
コメント (1)
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