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日本経済

2013-05-20 17:09:18 | ためになる話
アベノミクスで日本経済大躍進がやってくる

★一気に読んでしまいました。
著者は東京大学卒。博士(政策研究)。1980年大蔵省入省~内閣参事官などを歴任。
2008年退官。現在は地方自治体や政党などに政策をコンサルティングする。
今までの経験した内容がとても興味をひき、まだまだ読み進みたいという気になります。
真実とは・・・。デタラメとは・・・。そうだったのですかと。

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アベノミクス
アベノミクスとは、第2次安倍内閣において、安倍首相が表明した”3本の矢”を柱とする経済政策のこと。政策の最大目標を経済回復と位置づけ、デフレ脱却を達成するために日銀法の改正まで視野に入れたことで国内だけでなく世界からも注目を集めている。アメリカのオバマ大統領をはじめ各国の識者・政府関係者から支持されているが、一方韓国や中国などからは批判も出ている。

3本の矢
大胆な金融政策
バブル崩壊以降の20年間における不況の最大要因をデフレと捉え、デフレ脱却を目指すべくインフレターゲットの導入を決定。そのために、これまで独立性が重視されてきた日銀に対して、日銀法の改正も視野に入れた上で2%の物価目標を掲げるよう働きかけ、その目標が達成されるまでは無制限の量的緩和策をとることを決定しました。

機動的な財政政策
政府は2013年1月15日、過去2番目の規模となる13兆1千億円の補正予算案を閣議決定しました。内訳は、東日本大震災の復興費を含む“復興・防災対策”に3兆8千億円、通学路の安全対策など“暮らしの安全・地域活性化”に3兆1千億円、さらに再生医療の実用化支援など
“成長による富の創出”に3兆1千億円となっています。

民間投資を喚起する成長戦略
産業競争力会議において7つのテーマ別会合を開き、2013年6月をめどに具体案をまとめるとした。7つのテーマは以下の通り(1.産業の新陳代謝の促進、2.人材力強化・雇用制度改革、3.立地競争力の強化、4.クリーン・経済的なエネルギー需給実現、6.農業輸出拡大・競争力強化、7.科学技術イノベーション・ITの強化)

アベノミクスとTPP
アベノミクス3本目の矢である成長戦略において、重要なカギとなるのがTPPである。円安誘導に続いて貿易品目の関税撤廃が加われば輸出産業にとって追い風となる事が明らかだからだ。
2013年2月23日、ホワイトハウスでオバマ大統領と会談した安倍首相は「聖域なき関税撤廃が前提でないことが明確になった」として事実上のTPP参加を表明した。翌月3月15日にはTPP参加交渉への参加を正式に表明し、これからの交渉に全国民の関心が集まっています。

自動車産業を守りたいアメリカと米農家を守りたい日本の思惑が一致した格好だ。共同声明では「全ての物品が交渉の対象とされる」との原則が改めて確認されたが、TPPが日本経済回復の起爆剤となるかどうかは今後の交渉にかかっていると言える。

TPP
TPPとは、日本・米国を中心とした環太平洋地域による経済連携協定の意味。