Nonsection Radical

撮影と本の空間

必要な時にない

2014年09月08日 | Weblog
土曜日に長時間電車で座り続けたためか、歩き過ぎたためか、駅に降りた時に右ひざが少し痛んだ。
それが帰宅中に痛みが増して、ちょっとした拍子にグギッとひざに激痛が走るようになり、日曜日、そして今日月曜日と痛みは続いている。
様子を探ると、ひざがぶれたり、後ろに蹴り出したりすると痛みが走るようだ。
それで以前から持っているひざ用コルセットを装着しようと思ったが見つからない。
部屋を探してもないので、きっと仕事場だと思って今日行ってみたが見つからない。
毎度のことだ。
必要な時にないのだ。
こういうことってよくあるでしょ。
頭痛の時に痛み止めがない、飲みたい時にお酒がない、欲しい時にお金がない(これはいつもだけど)、ビジョシとイイ雰囲気になっていざ事におよぼうとした時にない(こんなことはこれまではないけど)、など肝心な時に肝心なものがない事に気づきイラつきガックシする。
今回もひざのブレを防げば、かなり楽になる事がわかっているのに対処出来ないのだ。
シップを貼って、殿中松の廊下のようにそろりそろりと歩いているのだけれど、きっと周囲から見ると変なオヤジと思われているだろう。きっとウンチを漏らしてしまったんだ、あのオヤジ、と思われているのだろう。かといって大声で「ウンチを漏らしているわけではありませんから!」と言って歩くわけにはいかない。
誤解を解くのは難しいのである。
しばらくしてひざの痛みがなくなった頃に、きっとコルセットは出てくる。
そういうふうに世の中は出来ているのだ。
ひざの痛みがなくなった暁には、「そろりそろり歩いているのはひざが痛いからではなく、ウンチを漏らしたからです!」と堂々と歩いてやるつもりだ。




思案橋界隈
長崎県長崎市本石灰町,船大工町,籠町
撮影 2014年3月22日 土曜日 15時35分
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