昨夜うつらうつら寝つつ思い浮かんだのは、”あの会場”でどうして皆んな同じような写真を並べていたんだ?という疑問の”答え”だった。
そんな事が午前3時にあったのは、きっとニャンコが重かったからに違いない。
昨夜からニャンコがパパ(このオッサンのことだよ)を敷き布団にして寝始めたのは肌寒さを感じる季節になったという事だろう。
”あの会場”とは京セラドームで行なわれていた自由参加形式の写真展の事だ。
都合170人以上が参加したイベントで、誰か素敵な写真を撮る人がいるかなぁと思って見に行ったのだ。
で、会場をかなり真剣に見て回ったんだけど、どうも”既視感”を覚える写真ばかりで、どういうわけだぁ?と疑問がわいていたのだ。
中には他と違うし、あっイイなと思う写真もあったんだけど、そういうのは一巡して再び戻ってみたら、ゲストであった飯沢耕太郎さんがじっと見ていたりして「だよねぇ」なんて思ったんだけどね。
そういえば会場にいる参加者さんも、名のあるカメラをぶら下げ、それでいてシャッターを切るわけでもない同じような格好をしているのが気になった。
いつものように気に入った人には、素敵な写真ですねとコメントを書いて会場を後にしたんだけど、どうも”あの”雰囲気が謎めいていたのだ。
で、昨夜またあの雰囲気が甦ってきたので、どうしてかなぁと考えたんだけど、ふと「出どころ」が一緒だからなんだぁと”理解”に至った。
出どころとは、写真・カメラ雑誌の事だ。
皆んな自分が好んで見ている写真・カメラ雑誌に出ているような写真が撮りたいだけなんだぁ。
近年になって写真のスタイル雑誌と呼んでいい雑誌が数多く発行されている。
写真を撮るにあたって、こんなスタイルがありますよ、という提案雑誌で、新しい写真との取り組み方を紹介するものと言ってイイ(本当に言ってイイのかぁ?)のだろう。
そこにこんな写真を撮る写真家がいますよと、機材や服装なども含めて紹介しているのだけれど、そのスタイルを皆んなが真似をしているのだ。
真似をしているのは写真や機材やファッションなどで、写真への取り組み方ではないのがミソね。
で、出来上がったのがそういうスタイル風の写真なワケだ。
だから人気のある写真家さんの写真風のものが軒を連ねるわけだ。
もちろん昔から土門拳風とか森山大道風とかカメラ雑誌には投稿されていたんだけど、それを”写真展”でやったワケだ。
展示場所は選べないようで、不幸にも同じようなものが並んでしまい、ありゃりゃと思ったんだけど、まあ会場全体が同じような雰囲気に包まれる”発表会”みたいなものとなっていた。
それは君のスタイルじゃないだろうと言いたい気持ちはあるんだけど、まあ当人達がそれでイイと思ってやっている事だから、それでイイんじゃないの(本当にイイのかぁ?)と再び眠りについたのであった。
平井3丁目の街並み 1
東京都江戸川区平井3丁目
撮影 2014年8月13日 水曜日 14時40分
そんな事が午前3時にあったのは、きっとニャンコが重かったからに違いない。
昨夜からニャンコがパパ(このオッサンのことだよ)を敷き布団にして寝始めたのは肌寒さを感じる季節になったという事だろう。
”あの会場”とは京セラドームで行なわれていた自由参加形式の写真展の事だ。
都合170人以上が参加したイベントで、誰か素敵な写真を撮る人がいるかなぁと思って見に行ったのだ。
で、会場をかなり真剣に見て回ったんだけど、どうも”既視感”を覚える写真ばかりで、どういうわけだぁ?と疑問がわいていたのだ。
中には他と違うし、あっイイなと思う写真もあったんだけど、そういうのは一巡して再び戻ってみたら、ゲストであった飯沢耕太郎さんがじっと見ていたりして「だよねぇ」なんて思ったんだけどね。
そういえば会場にいる参加者さんも、名のあるカメラをぶら下げ、それでいてシャッターを切るわけでもない同じような格好をしているのが気になった。
いつものように気に入った人には、素敵な写真ですねとコメントを書いて会場を後にしたんだけど、どうも”あの”雰囲気が謎めいていたのだ。
で、昨夜またあの雰囲気が甦ってきたので、どうしてかなぁと考えたんだけど、ふと「出どころ」が一緒だからなんだぁと”理解”に至った。
出どころとは、写真・カメラ雑誌の事だ。
皆んな自分が好んで見ている写真・カメラ雑誌に出ているような写真が撮りたいだけなんだぁ。
近年になって写真のスタイル雑誌と呼んでいい雑誌が数多く発行されている。
写真を撮るにあたって、こんなスタイルがありますよ、という提案雑誌で、新しい写真との取り組み方を紹介するものと言ってイイ(本当に言ってイイのかぁ?)のだろう。
そこにこんな写真を撮る写真家がいますよと、機材や服装なども含めて紹介しているのだけれど、そのスタイルを皆んなが真似をしているのだ。
真似をしているのは写真や機材やファッションなどで、写真への取り組み方ではないのがミソね。
で、出来上がったのがそういうスタイル風の写真なワケだ。
だから人気のある写真家さんの写真風のものが軒を連ねるわけだ。
もちろん昔から土門拳風とか森山大道風とかカメラ雑誌には投稿されていたんだけど、それを”写真展”でやったワケだ。
展示場所は選べないようで、不幸にも同じようなものが並んでしまい、ありゃりゃと思ったんだけど、まあ会場全体が同じような雰囲気に包まれる”発表会”みたいなものとなっていた。
それは君のスタイルじゃないだろうと言いたい気持ちはあるんだけど、まあ当人達がそれでイイと思ってやっている事だから、それでイイんじゃないの(本当にイイのかぁ?)と再び眠りについたのであった。
平井3丁目の街並み 1
東京都江戸川区平井3丁目
撮影 2014年8月13日 水曜日 14時40分