デキる人の違い

あたしみたいな凡才以下の者からすると、「表現」に秀でている人ってのはどうなっているんだぁって想像するしかない存在なわけですよ。
それでも何十年もそんな疑問を抱えて生きていると、ある程度の想像が、あくまでも想像ですが、することが出来るようになってくるような気がしないわけでもない感じがするわけですよ（笑）。
才能の有る無しの前に、というか、それが才能なのではと思うのですけど、ものごとを組み立てる意識が凡人よりも先を行っているんですね。
凡人がずっとあとになって、オトナになってからとも言えるんですけど、やっとテーマを論理的に組み立てて、じゃぁこういう線で今後はやっていけばイイかなと思う事を、ずっと最初から意識して出来ているわけです。
だからスタートの位置が全然違っている。
若い頃にみんなが試行錯誤しながらグズグズしている時期に、さっさと方向性を定めて向かっている。
もちろん試行錯誤もあるでしょうが、方向性を見失わずに常に先に進むのですから、凡人が追いつけるわけもない。
目的意識がしっかりしていますから、余計な事に惑わされる事もない。
一歩踏み出す事に躊躇して地団駄を踏み続けるのが青春と言えるのでしょうが、躊躇がないので常に踏み出し続ける事が出来る。
それゆえに「早熟」なんて言われたりしますが、あとになって結局ある地点でやる事になるのだから、さっさと始めようという意識があるようです。
そうやって通過地点を他人よりも早く通り過ぎるので、常に他人よりも新しい事にチャレンジ出来る。
そして努力が他人よりも多いのであれば、かなうわけない。
感性が他人より鋭かったら、かなうわけない。
そう思って大したものだなぁと感嘆するしかないのですよ。
あくまでも凡人以下の想像なんですけどね。





金沢駅 西口前
石川県金沢市広岡1丁目
撮影 2014年9月6日 土曜日 10時15分