今年のりんごは上出来ですが、春先に降った雹(ひょう)の傷跡がけっこうあります。
写真のりんご(左が王林で、右がふじ)を見ると、ボコボコしていてかなり見た目が悪いですが、
ここにりんごの生命力を感じます。
たとえば、もぎ取った後に傷ついたりんごは、その傷口から腐っていきます。
でも、まだ木から離れないりんごは、傷つけられてもカサブタになり、そのまま成長を続けます。
おおっ!素晴らしい!
まさに生きている、傷ついても生きようとする、木の息遣いさえ聞こえてくるようでした。
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雹ニモ 夏ノ暑サニモマケズ
成長シタ林檎デス
りんごの収穫は終わったものの、選果作業、発送作業と、まだまだ忙しい毎日です。
ご家庭用でお届けするりんごの中には、写真のような傷跡がついたものがあるかも知れません。
でも、一生懸命育ちました。食べてくださいね!