りんごの木の下で

りんご農家の日々の暮らし。りんごの木の下での出来事や、思う事などいろいろ♪

あとは熟れるのを待つばかり

2013年10月26日 | りんご農作業
りんごの「ふじ」の葉っこ取り(※1)が、やっと終わりましたぁ!

ここんとこ、毎日ひたすら葉っこ取ってました。

葉っことりは手間がかかるから長かったな~。

この後、玉回し(※2)もありますが、先ずは一段落です。

りんごは良く色付いてきています。

あとは、じっくり熟れていくのを待ちます。

今食べても美味しいくらいですが、もう少し待つと、蜜が入ってさらに美味しくなります。

春からの作業が終わり、いよいよ来月中旬には収穫です。

きょうは雨が上がったものの、一日中厚い雲で覆われていました。

午後4時頃終わったので帰りましたが、もう薄暗くなっていました。

雲の切れ間から差し込む光が、神秘的でした。


※1・・・秋田弁は、単語の語尾に「こ」という文字を付ける事が多いので、「葉っこ取り」になります。

     りんごは、葉で隠れている部分は色付かないので、葉を落として、りんごに良く日が射して赤く色付くようにする作業ッス。

※2・・・お日様が当たらない裏側も色付かないので、表面がいい感じに色付いたら、くるっと回して裏側も赤くなるようにする作業ッス。


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秋田名物ハタハタ

2013年10月16日 | 料理
 

ハタハタをたくさん貰いました。まだハタハタの時期にはちょっと早いが・・・??

ハタハタの旬は12月。はいそうです、昨年のハタハタを冷凍したガッチガチのハタハタでした。

自分で釣ったらしきそのハタハタ。

どうやらストッカー(冷凍庫)の整理をしていて、ハタハタを片付けたかったらしく、そのハタハタがうちにやって来たと。

そーゆー事です。そこを言わずに置いて行けばいいものを、面白い人です。

でも、貰い物大歓迎!美味しかったです。

鍋に入れて食べたり、塩麹に漬けたり、唐揚げにしたりして完食しました。

ところで、今でこそ塩麹がブームになっていますが、

私の住む地域では「こぢしょっこ」と言って、昔から作られていました。

こぢ→麹、しょっこ→塩。です。塩麹の反対で麹塩ですね。

この塩麹は、実に万能調味料です。

肉や魚を漬けこんで焼いたり、野菜を漬けたり、とにかくいろんなお料理に使えます。

しかも肉は柔らかくなるし、もともと麹は美容と健康にいいですからね。

一度作っておくとしばらく日持ちもします。

りんごの収穫がすべて終わったら、また本格的なハタハタの時期がやってきます。


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洋梨の収穫~ラ・フランス~

2013年10月07日 | りんご農作業
  

ラ・フランスの収穫をしました。その名の通り、フランス原産の梨です。

もぎたては硬くて甘みも香りもありません。洋梨は、収穫後に追熟させて食べ頃になるのを待ちます。

見た目はいびつですが、程よく熟れたラ・フランスは、上品な香りとなめらかな舌触りが特徴です。

この品種は、まだ小さいうちに袋をかけなければいけません。

で、収穫する時は袋を外さなければならず、とても手間がかかります。

ちょっと奥に見えている(見えにくいですが)、袋がかかっていない洋梨は「シルバーベル」

なぜラ・フランスには袋をかけるのに、シルバーベルには袋をかけないのか・・・?

ぶっちゃけ、わかりません 

そのように指導されているからとしか言いようがありません。

さらに。ぶっちゃけ、袋をかけたり外したりはめんどくさいです。農家の嫁失格か!?

シルバーベルの収穫はもう少し後になりますが、こちらも美味しいですよ 

爽やかな秋晴れで作業も進みましたが、台風24号が近づいている模様ですね。今はこんなに穏やかなのに

この後に収穫を控えているシルバーベルやりんごたち。被害が大きくならないよう祈るだけです。

どうぞ皆様もお気を付け下さい。


洋梨は食べ頃を見極めるのが難しい為、当農園では発送しておりません。
食べ頃になると、一気に進んで熟れ過ぎてしまうという事もあります。
熟れ過ぎた洋梨は・・・ガッカリな味になってしまいます。
果物屋さんで、食べ頃のものを食べる分だけ買ってみてくださいませ!

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