シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

コスジイシモチの口内保育

2009年07月05日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温28℃   水温23~22℃  透明度 ⇔8~10

Houranntyuunomatako090705s

←抱卵中のマダコ(by madoka)

  本日もべた凪な青海島となりました。EN際には早くも海水浴客のかたが楽しまれていましたよ。1本目はトンネルコース。2本目は左の瀬へ行ってきました。

  トンネルコースでは、ツマニケボリやハナタツを見た後、1m間隔でセトリュウグウウミウシを3匹見ることが出来ました。色もとってもハッキリくっきりしていて綺麗な個体でした。マダコも抱卵中の親を見ることができました。

Hanaikatama090705 ←ハナイカの卵(by yuri)  

  帰りがけにハナイカの卵を見に行くとかなりいい感じで成長しており、殻の中でベビーハナイカの様子もよく見ることが出来ます。これから更に色が変化したりする様子も見ることが出来ると思うので楽しみですね。浅場では、ホシギンポも数匹顔を出し始めました。

Hanaika090705s

Ookazunagi090705 左:ハナイカ(by madoka)  右:オオカズナギのバトル(by satoru)

  左の瀬では、早くもソラスズメダイが産卵行動を行っており、岩の下をこっそり覗くと卵も見ることが出来ました。親も沢山いるので、今年は多く見ることが出来るといいですね。そしてオオカズナギは今日はバトル中!!時間は比較的短時間でしたが、白熱のバトルを見ることが出来ました。コブダイの幼魚も2匹、アオヤガラの幼魚やコロダイの若魚、砂地ではヒメイカの赤ちゃんやハナタツ、クロエリギンポ、流れ藻には小さな小さなアミメハギの幼魚もくっついていました。個人的にはアミメハギの幼魚が非常にかわいかったです。コスジイシモチも口内保育開始です!卵はオレンジ色でまだ産みたてです。こちらも成長が楽しみです。

  そして帰り際には、小さなマダイの幼魚がバトルをしていました。小さな口を開け、結構必死なバトルです。その傍らでは、madoさんがハナイカも発見!!色も白っぽく美人なハナイカでした。コブヌメリはオスが2匹いましたが、バトルまでには至りませんでした。海の中が更に賑やかになりかなりおもしろかったです!!

Yamadorimesu090705

←ヤマドリのメス(by fukumoto)

  本日サンセットダイブも行いました。ネズッポの仲間やソラスズメダイ、ホシノハゼなんかの繁殖活動が活発になってきておもしろそうだったんで潜りました。予想どうりいろんな生態を見せてくれました。一番見たかったのはヤマドリの求愛だったのですが、オス3匹、メス2匹、最後の最後でペアも見つけたんですが決定的な場面には遭遇できませんでした。まだ時期が早いのかもしれませんが、来週末もリベンジです。それから昼間、たかやんからシマガツオ情報をもらっていたのですが、エントリーして早々いました。あまりの突然でみんなカメラを構えた瞬間逃げてしまったので撮影は出来ませんでしたが独特のギラギラしたボディーがすばらしく綺麗でした。 


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