シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

再びウミガメ

2009年07月11日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温29℃   水温24℃  透明度 ⇔8~10

Tenrokukebori090711 Setoryuuguuu090711

左:テンロクケボリ(by chisato)  右:セトリュウグウウミウシ(by chisato)

  本日も海は凪。水温も上がってきて心地よい海中です。1本目にトンネルコース。2本目に左の瀬へ行ってきました。トンネルコースでは、テンロクケボリやシロオビキヌヅツミ、セトリュウグウウミウシは2匹見ることが出来ました。

Hourantyuumadako090711

Futoyubishako090711m 左:抱卵中のマダコ(by chisato) 右:フトユビシャコの仲間(by matumoto)

  抱卵中のマダコは少しづつ目ができ始めていました。フトユビシャコモドキ属の一種等見て、その帰りにはサイズのいいミサキスジハゼを2匹見ることが出来ました。立派なシュンカンハゼを見た後、ハナイカの卵を見ると、稚イカをハッキリ見ることが出来ます。中で動く姿もかわいいですね。ニザダイ科の仲間も上がり際に見ることが出来ました。

  練習のため洞窟コースを潜っていた小松チームは今日もウミガメに遭遇したようです!!この周辺をウロウロしているかもしれませんね。要チェックです!

Atatunoitoko090711Ahanaika090711

左:タツノイトコ(by satoru)  右:ハナイカ(by satoru)

  左の瀬では、オオカズナギが上半身を穴から出していましたが、バトルまでには至りませんでした。ヤマドリはオスメス見ることができ、コスジイシモチは新たに口内保育している個体が増えてきました。そして今日もハナイカ登場です!!今日の個体も元気で、色がとっても綺麗でした。帰りにはコブヌメリなど見てEXしました。


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安全祈願

2009年07月10日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温28℃   水温24℃  透明度 ⇔8~12

Tonneru090710Tenrokukebori090710

左:トンネル  右:テンロクケボリ

  はキャンプ村で安全祈願の神事が行われたので、協議会代表としてかりゆしの大山さんと参加させていただきました。そのついでに大山さんと1本だけ潜ってきました。久しぶりにカメラを持って入ったのでなかなかうまく撮影できずに四苦八苦!!でもやっぱり楽しいですねー!!時間を忘れて堪能しちゃいました。気がつけば神事の時間ギリギリまで潜っちゃいまして、どっちがついでだかわかんなくなっちゃいました。今年はウミウサギガイ科の仲間達がたーくさん出現しててうれしいです。しかもどれも綺麗だし。

Shroobikinu090710

Ika090710

左:シロオビキヌヅツミ  右:アオリイカの産卵

  シロオビは見とれちゃうくらい綺麗ですよ。ハナイカの卵も撮りたかったんですが成長したヤツはほぼハッチ終了!!新しいやつはもう少しという感じでした。ミサキスジハゼも数匹いるんですがなかなか撮影させてくれませんでした。帰り際にはアオリイカが産卵してて、結構警戒心が強くなかなか寄らせてくれませんでしたが、オス同士の闘争なんかも見れて面白かったです。

Shinji090710

  神事には保安庁、警察、消防の代表の方々や、市の職員、観光協会、自然観察員の方々などが参加され、今年も安全祈願を行われていました。この夏も事故の無いよう安全に潜りましょう。


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ホシノハゼの求愛

2009年07月09日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温30℃   水温23℃  透明度 ⇔8~12

Hanaikatamago090709m Hanaika090709m

本日の画像はyuriさんからいただきました。

左:ハナイカの卵  右:ハナイカ

  本日はどんどんお天気もよくなり、帰る頃には暑いくらいの青海島となりました。ファンダイブチームと撮影班にわかれてのダイビングです。1本目に三角岩沖コース。2本目に左の瀬へ行ってきました。

Sorasuzumedai090709mHosinohaze090709m

左:ソラスズメダイ  右:ホシノハゼ

  三角岩沖では、小さなコブダイの幼魚を見た後ハナイカの卵の元へ。かなり成長しており、卵の中でピンピン元気に動いています。ハッチアウトも間近でしょうか。撮影班はその近くでハナタツも見たということです。オキナワベニハゼを見て帰る途中、マダコが死んでいる大きなアオリイカを捕食していました。まだアオリイカがいるんだなと思っていると、その近くで産卵を行っていました。5ペアくらい産卵していました。以前にたかやんが写真に撮られていますが、私達は始めてスポンジウミウシも見ることができました。

Amakusayouji090709m

←アマクサヨウジの幼魚

  左の瀬では、バリバリ婚姻色のソラスズメダイを見て、休戦モードのオオカズナギを見て、ようやくハナイカを見ることが出来ました。かなり元気な個体で、色も沢山変え、捕食も行ってくれました。砂地ではアマクサヨウジの幼魚やヒメイカ、帰りにはコブヌメリのオス&メス、そしてyuriさんが立ち止まっているので見に行くと、ホシノハゼが婚姻色を出しメスに猛アタックしているではありませんか!!

  メスの前に行き、尻尾をフリフリ大ハッスルです。しかしメスはその気がなかったらしく、全くもって無関心です。もう1匹メスがやってきたのですが、そちらにアタックしても見向きもしてもらえませんでした。。。そのうちにオスは婚姻色が一気にさめ終了です。しかしおもしろかったです!


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ウミガメ

2009年07月08日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温26℃   水温23℃  透明度 ⇔5~8

  本日もテレビ番組撮影のお手伝いの為船越で潜ってきました。陸は雨でしたが海はべた凪!!透明度も回復してきて快適でした。

  そして本日ウミガメに遭遇しました。過去船越で1度、紫津浦で1度しか見れてなく、本日を含めてこの10年で3度しか見れてません。とっても幸運でしたねー。残念ながら画像はありませんが、かりゆしの大山さん達も見たらしいですよ。すごいですねー。

  その他はイトヒキベラが婚姻色バリバリでメスに求愛している個体、婚姻色を出したソラスズメダイや卵を守ってる個体、ホンソメワケベラのクリーニング、オキナワベニハゼ、キンメモドキの群れや小さなアカエイの幼魚、ハナイカの卵など見てきました。撮影は明日最終日なんでもっといろいろ見つけねば・・・。


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キンメモドキの大群

2009年07月07日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温26℃   水温23℃  透明度 ⇔5~8

Kuroheriamefurashi090707Hoshiginpo090707

左:クロヘリアメフラシ(by satoko)  右:ホシギンポ(by yamada)

  本日もべた凪の船越です。底ゆれひとつない海を堪能してきました。ファンダイブとテレビ番組撮影のお手伝いで潜ってきました。1本目に左の瀬。2本目に洞窟コースへ行ってきました。左の瀬では、婚姻色のソラスズメダイが更に増えてきました。今日はオオカズナギは休戦モードでした。。。シュンカンハゼやリュウモンイロウミウシ、フジイロウミウシ、サガミイロウミウシ、シラユキモドキ、スイートジェリーミドリガイなどを見て、砂地へ行く途中にはハナハゼも数匹見ることが出来ました。砂地では、小ぶりですがカンパチも回ってきていましたよ。タツノイトコも登場です!アミメハギの幼魚やクロエリギンポ等見てEXしました。

Suitogarimidorigai090707Ryumoniroumi090707

左:スイートゼリーミドリガイ(by yamada)  右:リュウモンイロウミウシ(by yamada)

  洞窟コースでは、ハナイカの卵のもとへ。ガンガゼなどがいるためちょっと見づらかったですが確実に成長しています。洞窟では、ハナイロウミウシやシラユキウミウシ、サメジマオトメウミウシ、ウスイロウミウシ、フジイロウミウシなど見ることが出来ました。その帰り道にはものすごい数のキンメモドキが群れをなしていました。ちょっと興奮です。浅場では、見るとほのぼのするホシギンポなど見てEXしました。

  テレビ撮影部隊はダンゴウオを始め、セトリュウグウウミウシの交接、産卵中のベニキヌヅツミ、ハナイカの卵などゆっくりと撮ってきたようです。


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コスジイシモチの口内保育

2009年07月05日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温28℃   水温23~22℃  透明度 ⇔8~10

Houranntyuunomatako090705s

←抱卵中のマダコ(by madoka)

  本日もべた凪な青海島となりました。EN際には早くも海水浴客のかたが楽しまれていましたよ。1本目はトンネルコース。2本目は左の瀬へ行ってきました。

  トンネルコースでは、ツマニケボリやハナタツを見た後、1m間隔でセトリュウグウウミウシを3匹見ることが出来ました。色もとってもハッキリくっきりしていて綺麗な個体でした。マダコも抱卵中の親を見ることができました。

Hanaikatama090705 ←ハナイカの卵(by yuri)  

  帰りがけにハナイカの卵を見に行くとかなりいい感じで成長しており、殻の中でベビーハナイカの様子もよく見ることが出来ます。これから更に色が変化したりする様子も見ることが出来ると思うので楽しみですね。浅場では、ホシギンポも数匹顔を出し始めました。

Hanaika090705s

Ookazunagi090705 左:ハナイカ(by madoka)  右:オオカズナギのバトル(by satoru)

  左の瀬では、早くもソラスズメダイが産卵行動を行っており、岩の下をこっそり覗くと卵も見ることが出来ました。親も沢山いるので、今年は多く見ることが出来るといいですね。そしてオオカズナギは今日はバトル中!!時間は比較的短時間でしたが、白熱のバトルを見ることが出来ました。コブダイの幼魚も2匹、アオヤガラの幼魚やコロダイの若魚、砂地ではヒメイカの赤ちゃんやハナタツ、クロエリギンポ、流れ藻には小さな小さなアミメハギの幼魚もくっついていました。個人的にはアミメハギの幼魚が非常にかわいかったです。コスジイシモチも口内保育開始です!卵はオレンジ色でまだ産みたてです。こちらも成長が楽しみです。

  そして帰り際には、小さなマダイの幼魚がバトルをしていました。小さな口を開け、結構必死なバトルです。その傍らでは、madoさんがハナイカも発見!!色も白っぽく美人なハナイカでした。コブヌメリはオスが2匹いましたが、バトルまでには至りませんでした。海の中が更に賑やかになりかなりおもしろかったです!!

Yamadorimesu090705

←ヤマドリのメス(by fukumoto)

  本日サンセットダイブも行いました。ネズッポの仲間やソラスズメダイ、ホシノハゼなんかの繁殖活動が活発になってきておもしろそうだったんで潜りました。予想どうりいろんな生態を見せてくれました。一番見たかったのはヤマドリの求愛だったのですが、オス3匹、メス2匹、最後の最後でペアも見つけたんですが決定的な場面には遭遇できませんでした。まだ時期が早いのかもしれませんが、来週末もリベンジです。それから昼間、たかやんからシマガツオ情報をもらっていたのですが、エントリーして早々いました。あまりの突然でみんなカメラを構えた瞬間逃げてしまったので撮影は出来ませんでしたが独特のギラギラしたボディーがすばらしく綺麗でした。 


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今年初相島

2009年07月04日 | ダイビング

相島・・・気温28℃   水温24~23℃  透明度 ⇔10~15 

Ittoudai090704sNenbutudai090704s

左:イットウダイ(by matumoto)  右:ネンブツダイ(by matumoto)

  今年もいよいよ相島のシーズンがやってきました。今年初めてだったのでどんな生物が越冬しているのか楽しみだったのですが、予想以上の沢山の生物達が越冬していてビックリです。ライオン岩とオニゼに入りましたが、どちらも気が抜けないほど楽しいダイビングとなりました。ライオンといえばハナダイとオオカワリギンチャクですが、今年も元気でした。

Kumanomi090704s

Tatehidaiboumiusi090704s

左:クマノミ(by satoru)  右:タテヒダイボウミウシ(by matumoto)

  サクラダイやナガハナダイも数匹確認でき、サクラダイは幼魚も結構見れました。相島で繁殖したのかな?そして初登場なのがイットウダイ!!日本海にこんなのがいるなんてびっくりですねー大きな成魚だったのでこれまた越冬したようです。イトヒキベラやキンギョハナダイは婚姻色を出し、周りにいるメス達に猛アピールしていました。上がり際には相変わらずイサキやタカベの群れが見れました。

Tunodasi090704sOosujiisimoti090704s

左:ツノダシ(by satoru)  右:オオスジイチモチの口内保育(by matumoto)

  2本目はオニゼに入り、ひょっとしてクマノミ越冬してないかなーなんて考えながらエントリーすると越冬していました。冬場水温の下がる日本海にとって、クマノミが越冬するなんて奇跡的です。いいんだか悪いんだかは難しいですが、昨年見れてたあの小さなクマノミの成長した姿がまた見れてとっても感動でした。その他はセトリュウグウウミウシやオオスジイシモチの口内保育、日本海ではとっても珍しいタテヒダイボウミウシ、浅場ではかりゆしの大山さん発見の越冬ツノダシなんかも見れ今日は大フィーバー!!大当たりな一日でした。次回は18日(土)に行います。ご予約はお早めに。


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ハナイカのペア

2009年07月02日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温28℃   水温23~22℃  透明度 ⇔10~15

Hanatatu090702Hanagasakurage090702

本日の画像はyuriさんからいただきました。左:ハナタツ  右:ハナガサクラゲ

  本日もいたっておだやかな船越です。今日もいろんな生物が見れました。まずはハナガサクラゲ。昨年これに刺された海水浴客がたくさん出て大変でしたが今日3匹見れたんで今年も多いのかな?綺麗ですが猛毒のクラゲです。

  トンネルでは今日もウミウサギガイ科の仲間たちが沢山見れました。テンロクケボリ、ツマニケボリ、ソリキヌヅツミ、ベニキヌヅツミ、そして新顔がシロオビキヌヅツミです。ベニキヌにそっくりですが、貝殻の真ん中に白いラインが入り若干ベニキヌより太めです。

 

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左:シロオビキヌヅツミ  右:ハナイカのペア

  その他はハナタツやミサキスジハゼ、ハナイカは本日ペアで見れました。卵もまた別の場所で見つかり、一番最初に見つかった卵はかなり成長しててもう形ができています。成長が早いですねー。

  2本目は水面をチェックしながら左の瀬に行きました。トビウオの幼魚やサヨリの仲間の幼魚などたくさん見れましたが若干風波があったので撮影は厳しかったです。オオカズナギは巣の周りに別のオスと2匹のメスがいましたが、たいした変化はありませんでした。

Sayorinakamayo090702

←サヨリの仲間の幼魚

  クロエリギンポ、マドレラフェルギノーサ、テンス、ヤマドリ、コブヌメリなど見れ、浅場ではホシギンポも見れるようになりました。いよいよ夏ですね!!


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