tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「巣ごもり茶会」は盆略で・・・

2020-05-10 17:31:07 | 巣ごもり日記

510日(日)

初夏を充分に感じさせてくれる一日でした。

今日は昼食後に、あれこれ考えて「巣ごもり茶会」を開きました。

茶会のテーマは、「外国に遊ぶ」をメーンにあれこれと並べております。

床の間

軸は画賛で「鳥啼山更幽」です。

今頃のやまへ行くと、色んな鳥たちの鳴き声が聞こえます。

花は、地エビネを薩摩焼に生けてみました。

今までエビネを床の間に飾ったことがなかったので、どんな風になるのか心配でしたが、何とか落ち着いて生けることが出来ました。

盆略

今日は盆略です。

今まで、旅行土産などで頂いた世界の国々の器を使って、楽しいお遊びの巣ごもり茶会にと思っております。

盆略

学生たちに、あれこれ言って手順を伝えておりますが、自分がやるのとは別らしくちょっと不安です。

多分人のお点前をする姿ばかり見ておりますから、自分のお点前の姿が見えないからだと思います。

 

盆略

お湯を入れたポットはイタリア、薄器はロシア、茶杓は中国、そして、建水はオランダですがこれは日本製です。

 

お菓子

お菓子は、羊羹で鶴屋吉信製です。

このところの片付けの時に出てきたお菓子です。

夫婦で主となり客となってのお遊びですので、御菓子はじゃんけんで決めました。

一服

茶碗は、可愛らしいチューリップの絵が描かれております。

小さいお子さんがお稽古をするときに使っておりますので、今日のお遊びにはぴったりかなと思っております。

そう云えば、チューリップはオランダが有名ですね。

準備したり、お点前をしたり、結構時間もかかりましたが、何処へも出られないこの頃ですので丁度良い時間つぶしになっております。

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生垣の刈込は汗をかきますが・・・

2020-05-04 17:21:15 | 巣ごもり日記

54日(月)みどりの日

昨夜来の雨も上がり、すがすがしい初夏の陽気でした。

今日はお隣さんの生垣の刈込のお手伝いでしたが、久しぶりの力仕事になり何だか、すごく仕事をしたような気分になっております。

生垣 before

お隣さんもマメなご夫婦ですが、最近はお歳のためか生垣が伸び放題になっている事が多くなって来ておりました。

このところの巣ごもり生活で時間はたっぷり有りますので、ゴミ出しの前日にやりましょうと約束をして、午前中に運動を兼ねて生垣の刈込のお手伝いをして来ました。

 

生垣 aftre

きれいになりました。

途中でお茶を頂き世間話などしての2時間でしたが、体を動かしているのは汗をかきますが楽しいですね、それも、動くたびに綺麗になって行くのですから・・・

ところてん

午後に買い物に行きましたので、ところてんを買ってきました。

暖かくなると食べたくなるところてんです。

久し振り出美味しかった。

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初風炉は巣ごもり茶会に・・・

2020-05-02 16:40:39 | 巣ごもり日記

52日(土)

初夏を通り越して夏日だったそうです。

着ている物を脱いでもまだ暑い、この暑さでコロナも消滅してくれないかな・・・

今日は、「巣ごもり茶会」でした。

 

点前座

今日から風炉に替わりますので、いつもの年なら「初風炉の茶会」をしている時です。

水指は、この時期によく使う「荒磯」にしました。

何となく、初風呂を感じさせます。

床の間

床の間は、皐月に一番合う軸を掛けました。

「薫風自南来」、この軸には、たくさんの思い出がありまして、一番は、自分で初めて買ったお軸で、あれこれ迷っていたら、道具屋さんが、「初めて買う方は、いつでも掛けられる軸と考えている方がほとんどですが、いつでも掛けられるという事は、いつも合っていないという事です」

この一言はグサリと来ました。

あの一言が、すべての道具を買う時の指針になったと云えます。

花は、斑入りホウチャクソウとミヤコワスレです。

今日みたいに暑い日にはピッタリだと思います。

お菓子

お菓子は虎屋の水羊羹です。

相変わらず深みのある美味しさです。

 

茶碗

茶碗は、兜の絵の茶碗です。

今しか使えない茶碗ですので出して使いました。

昨日、私がいつも拝見している「宗恒の茶庭」さまのブログで、「巣ごもり茶会」をしたという内容が掲載されておりました。

最愛のご主人に先立たれましたが、茶道教室を続けられているお方のブログです

「巣ごもり茶会」がとても良い気分転換になったそうで、私も嬉しくなってしまいました。そして、いつも勉強させて頂いております。

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淡交誌5月号は、そして4月の驚きは・・・

2020-05-01 16:50:31 | 巣ごもり日記

51日(金)八十八夜

今日は八十八夜ですが、夏も近づく♪…ところではなく夏を思わせる暖かさでした。

昔から、月始めの日は、「御一日」と云われ、ひと月の中でも特別な日でもあります。

そんな日ですので、何処へも行かずに完全「巣ごもり生活」でした。

淡交誌5月号

4月も押し詰まった日に届きました。

今月号は、刊行百年記念「大正名器鑑」と題した特集をくんでおります。

表紙は、青木木米作の色江菊夕顔文茶碗です。

特集記事

カラー写真で名品を掲載しております。

「大正名器鑑」は、数多の名器を収録したもので、この大著を編纂したのは高橋箒庵で、箒庵は、この大事業にあたり目標としたのは、松平不昧公の「古今名物類聚」だったといわれております。

4月の驚き

4月の車関係の整理をしていたら、ビックリしたことがありました。

417日のガソリンの記録ですが、これによりますと、1ℓで31.4キロ走っております。

毎日の走行距離などが、自分のパソコンにこんな風に記録されているのも驚きですが、この数字には本当に驚きました。

今の車ってこんなに走るんだ・・・

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シラユキゲシが咲いて・・・

2020-04-29 17:04:42 | 巣ごもり日記

429日(水)

朝から穏やかな青空が広がり、ポカポカとした一日でした。

こんな日に「家にいて下さい。」

辛いですね・・・

シラユキゲシ

今年は植替えをしましたのでちょっと遅くなりましたが、シラユキゲシが咲きました。

気が付くのが遅く、風に煽られたかのか、花びらが傷んでおりますが、最初の花ですので敬意を表して掲載したいと思います。

中国原産のケシ科の多年草で、寒さにも暑さにも強く育て易い花ですが、水揚げが難しいのが難点ですが、水を揚げると花が散るまで萎れる事はありません。

お菓子

ずっと巣ごもり生活が続いておりますので、お菓子もソロソロ無くなるかと思いきや、あっちこっちと出て来るものです。

今日は、虎屋の羊羹です。

一服

藤の花絵の茶碗で頂きました。

どこぞの、国の天然記念物に指定されている藤の花を切り落としているという報道がありました。

お客さんが来るからという理由だそうです。

皆さんどうして守れないのでしょう。

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お茶会の中止が決り・・・

2020-04-28 16:56:20 | 巣ごもり日記

428日(火)

朝から穏やかな一日でしたが、世界中の国々は、コロナ対策で大変なことになっております。

いつになったら平穏な暮らしに戻れるのでしょう。

片付け

お茶道具の片付けです。

五月に予定されておりましたお茶会が、3月上旬に中止と決まり、そのままになっていた道具の片付けをヤット始めました。

一昨年に依頼され以来、考えて考えて、そして、練りに練った趣向に沿って道具組みを終え、一月頃から少しずつ出しては並べバランスを見ながら調整してきた道具ですので、何だか力が抜けてしまったようで中々しまう事ができませんでした。

お菓子

頂いたお菓子ですが、白い部分が砂糖ですので、ほど良い甘さが丁度良く幾つでも行けそうですが、三時ですので程々のところでやめておきました。

菓子器は中國の大理で買って来た漆塗りの器です。

 

一服

せっかく出した道具を一度も使わずにしまうのも何だか寂しい気がいたしましたが、致し方がないことです。

弓矢の絵の茶碗で一服です。

巣ごもり状態ですので、丁度良い仕事になりました。

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「巣ごもり茶会」をリレー形式で・・・

2020-04-27 17:05:22 | 巣ごもり日記

427日(月)

朝から快晴でした。

午後から崩れるという予報でしたので、昼食後に散歩に出かけましたが、人のいないところを選んでの散歩です。

拝見

客 お棗は

主 源氏香花丸蒔絵中棗でございます。

客 塗は

主 山中塗で春斎でございます。

客 お茶杓は

主 円能斎でございます。

客 ご銘は

主 春がすみでございます。

こんな問答で終わりましたが、お稽古ですから円能斎は写です。

昨日「巣ごもり茶会」においで頂きましてありがとうございました。

出来ましたら、どなたかが、リレー形式で参加開催していただけると嬉しいですが・・・

そしたら、毎日、どなたかが「巣ごもり茶会」を開いて下さいますから、皆さんで楽しめると思います。

ポットを使った盆略や家にある物を使っての茶会など楽しいと思います。

花は、昨日のオドリコソウにツルキキョウを合わせました。

ラショウモンカズラが散り始めましたので交代です。

オドリコソウは、水揚が悪いこともありますが、いちど水を揚げると何日も持ちますから、長い間たのしめます。

 

まだまだ、コロナウイルスの収束は先になりそうですので、是非「巣ごもり茶会」の開催をお待ちしております。

 

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「巣ごもり茶会」は主となり客となって・・・

2020-04-26 18:16:32 | 巣ごもり日記

426日(日)

初夏を思わせる陽気でした。

今日は日曜日、本来ならばお茶会で楽しい一日になるはずでしたが、早々と中止が決まってしまいました。

このところ、家の中で片づけをしたり、散歩をしたりといった日々ですが、今日は中止になったお茶会に思いを馳せて、「巣ごもり茶会」です。

床の間

床の間は、天龍寺の牧翁老大師の揮毫された「渓山幽意多」を掛けました。

今頃の山や谷は、芽吹きの時期を迎え萌え出る季節です。

花は、昨日の拙ブログに掲載した、踊子草と羅生門葛です。

友人の作った信楽焼の大徳利に生けて見ましたが、踊子草は頭が重く中々落ち着きません。

久し振りの草花でしたので少し手こずりましたが、先生の教の通り手早く生けました。

「いつまでも花を持っててはいけません」こんな声が聞こえて来そうでした。

 

点前座

夫婦二人、主となり客となっての「巣ごもり茶会」です。

久し振りにお茶の雰囲気を味わいました。

道具

有り合わせの道具を並べたものです。

4月に使う予定で出した水指ですが、一度も使って貰えずに仕舞わなければなりませんので、一度くらい使おうと思っておりました。

お菓子

お菓子は、「花車」という銘です。

ちょっと遅いようですが、4月の稽古に使う予定でお菓子屋さんがいつものように、持ってきてくれたお菓子です。

一服

藤の絵の茶碗です。

ゆっくりと味わいながら頂きました。

一週間に一度くらいのペースで「巣ごもり茶会」をやって見ようと思っておりますが、友人も、ご近所の方もお呼びできませんので、当分二人だけのお茶会になりそうです。

 

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懐石にとは無理ですが・・・

2020-04-25 17:19:43 | 巣ごもり日記

425日(土)

穏やかな日が続いております。

今日も我が家では、時間を決めずに片付け事をしております。

そして、時間を見ながら、昨日友人から頂いた野菜を料理して、完成したのが「直かつお煮」でした。

直鰹煮(じきがつおに)

筍を美味しくいただく為には、たくさんの料理の方法があると思いますが、私の大好物は「直かつお煮」です。

お惣菜ですからお懐石にというわけにはゆきませんが、これが一番美味しいと思っております。

今晩は、この直鰹煮をいただきます。

 

羅生門葛

何日か前に掲載してありますが、花が最大開いたところが、名前の由来に一番近いように思っております。

見えるでしょうか??

踊子草

この花も何日か前に掲載いたしましたが、いまが一番きれいな時だと思います。

ラインダンスか花笠踊りか・・・

育てた花がこれほどあるのに、自宅でも大学でも飾れないという寂しさです。

 

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閉じ籠っていてもお団子で・・・

2020-04-13 17:00:19 | 巣ごもり日記

413日(月)

朝から強い雨が降っております。

自粛、自粛の最中ですので、恵みの雨かもしれません。

五月には開始されるはずのストレッチ教室の申し込み日が中止になったとの連絡です。

これで5月もストレッチ教室開催されずという事です。

お菓子

ぼんやりとした一日でしたが、昨日スーパーで買って来た団子を思い出して三時に食べました。

動き回っておりませんのでお腹も空きませんが、習慣のようでその時間になると一服頂きたくなります。

一服

皆さんに使って貰うことなくシーズンを終ってしまう「桜の絵」の茶碗で頂きました

醤油味のお団子でしたが、お抹茶にも結構合うもんです。

三月下旬に出した茶碗ですが、私たちが三時のお茶で使っただけで、しまう事になりました。

今、誰もが体験した事がない状況になっておりますが、これほど個人の意思が試されている事は無いように思っております。

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