2月27日(水)
このまま春になってしまいそうなポカポカ陽気でした。三寒四温というとおり明日から寒くなりそうです。
それでも何となく、春の温もりを感じずにはいられません。
今日も昨日に続いて、お茶会の準備やらで一日が終わりました。
テーマは決まりましたので、後は道具の組み合わせを考えながら、あれこれと思案を巡らして最良の道具組みにするのみです。
昼食を済ませてぶらりと本屋さんに出かけて、目に止まったのがこの本です。
「へうげもの」講談社刊
友人のFさんから、度々テレビで放送している事を聞いておりましたので、先日初めてテレビで見てみましたところ、「これは面白い」という事で買って来ました。
全巻25冊あるようですが、5巻まで買って来ました。この後も、暫く続く事だと思います。
物語は、古田織部の生き様を通して茶の湯の本質にせまろうという壮大なテーマで物語は進んでゆきます。
古田織部は美濃の国の生で、父共々織田信長に仕え、茶の湯を好み利休の弟子となり、利休七哲の称を得ております。
茶の湯の世界でも頭角を現し始めたころ、自分のオリジナルともいえる「織部焼」作りだして大名茶人としての地位を磐石にしていったのです。
利休亡き後は、将軍家の茶の湯師範になってその名を天下に知らしめた。
しかし、大阪の陣で謀反の疑いをかけられ利休と同じく自刃して生涯を終えたと伝えられております。
くしくも師弟が同じ道を辿る数奇な運命がこの人の生涯をドラマチックしているようです。
司馬遼太郎さんの「割って城を」というタイトルで織部を書いておりますが、織部という人の生涯の中で、死んだ後が謎めいておりまして、司馬さんはそっくりの替え玉に切腹させて自分は生きながらえてと結んでおります。
「へうげもの」は、お茶の稽古場でも秘かに評判になっておりまして、読んでいる方がいるのを知っております。
これから楽しみです。
このまま春になってしまいそうなポカポカ陽気でした。三寒四温というとおり明日から寒くなりそうです。
それでも何となく、春の温もりを感じずにはいられません。
今日も昨日に続いて、お茶会の準備やらで一日が終わりました。
テーマは決まりましたので、後は道具の組み合わせを考えながら、あれこれと思案を巡らして最良の道具組みにするのみです。
昼食を済ませてぶらりと本屋さんに出かけて、目に止まったのがこの本です。
「へうげもの」講談社刊
友人のFさんから、度々テレビで放送している事を聞いておりましたので、先日初めてテレビで見てみましたところ、「これは面白い」という事で買って来ました。
全巻25冊あるようですが、5巻まで買って来ました。この後も、暫く続く事だと思います。
物語は、古田織部の生き様を通して茶の湯の本質にせまろうという壮大なテーマで物語は進んでゆきます。
古田織部は美濃の国の生で、父共々織田信長に仕え、茶の湯を好み利休の弟子となり、利休七哲の称を得ております。
茶の湯の世界でも頭角を現し始めたころ、自分のオリジナルともいえる「織部焼」作りだして大名茶人としての地位を磐石にしていったのです。
利休亡き後は、将軍家の茶の湯師範になってその名を天下に知らしめた。
しかし、大阪の陣で謀反の疑いをかけられ利休と同じく自刃して生涯を終えたと伝えられております。
くしくも師弟が同じ道を辿る数奇な運命がこの人の生涯をドラマチックしているようです。
司馬遼太郎さんの「割って城を」というタイトルで織部を書いておりますが、織部という人の生涯の中で、死んだ後が謎めいておりまして、司馬さんはそっくりの替え玉に切腹させて自分は生きながらえてと結んでおります。
「へうげもの」は、お茶の稽古場でも秘かに評判になっておりまして、読んでいる方がいるのを知っております。
これから楽しみです。