


8月20日(金)
朝から青空ですので、気温も上がりそうです。
今日は友人が篆刻展に出品するという連絡を貰いましたので行って来ました。
篆刻は、私達お茶の世界でも、掛軸を見る際には必ず印を見ますが、中々解らないというのが現実です。
昔から、字が真似られても、印だけは絶対に真似られないという確たるものがあります。
そんな世界の展示会でした。
友人の作品(雅号のところは加工してます)
若い頃から、書道に励み同時に篆刻という世界にも飛び込んで今では誰もが認めるこの道の大家になっております。
一緒に書道をまなんでいたなんて嘘のようです。
こうした会場に行ったら、「〇ちゃん」なんて気軽には呼べません。
先輩の作品(雅号のところは加工してます)
私が書道を始めたころには、すでに有段者でありましたので書いては添削などをしてもらい、先生でもあり良き先輩でした。
80歳になっても尚現役でおり、大勢のお弟子さんの育成に力を注いでおります。
久しぶりに顔を合わせましたが、丁度新聞社の取材がは言っておりましたので、この時期なので長居をすることなく話もせずに帰って来ました。
お菓子
帰ってきたら三時でしたので、お菓子を食べて一服頂きました。
帰って来たすぐに、雷鳴と共にもの凄い雨です。
帰って来て良かった・・・・・。
一服
篠突く雨と云いますが、降っている雨がその通りです。
そんな雨音を聞きながらの一服です。
激しい雨も30分ほどで通り過ぎて行きました。
久しぶりの激しい夕立ちでした。
8月18日(水)
朝から変わりやすいお天気で、晴れたり曇ったり、突然雨が降りだしたりと云った一日でした。
今日は、昨年他界した友人の息子さんが、初めてデパートで個展を開催するというので行って来ました。
作品
朝一番で行って見ると、広いギャラリーには何時ものように見慣れた光景で展示されておりました。
やはり親子です。作風がとても似てきました。
前回までは、「父子展」でしたので、あまり目立ちませんでしたが、今回は自分だけの作品で会場埋めなければなりません。
会場
広い会場ですので、作品を並べるだけでも大変です。
友人の頃は、私も手伝いに行って荷解きや展示など手伝いましたが、息子さんは頼みにくいと見えて何も言っては来ませんでした。
でも、こうして独立して行くんだな・・・と実感いたしました。
親子で展示会をしているころは、父親とは全く違った作品を作っておりましたが、自分だけになりましたら、父親とそっくりな作品だ多かったのに驚きました。
立派な展示会になっており、デパートの係りの方々は、結構買求める方が多く飛んで歩いておりおりました。
お客さんも多く、良かった良かった・・・。
10月14日(月)
台風は過ぎ去りましたが、その爪痕はすごいものでした。
自然の猛威を身に染みて実感させられました。
今日はストレッチ教室葉お休みでしたので、友人と友人の作陶展に再度行ってきました。
信楽耳付花入
友人の自信作です。
この花入と同じ形をした物を、銀座デパートでの個展では、デパート側の担当者から値段が低すぎるとの指摘を受けて、値段を上げたところ、すぐに売れたという信じられないようなことがありました。
掛花入
この花入れも売れておりました。
花を入れた花入れは売れるというジンクス通りです。
擂座花入
檑座という冠を付けた花入です。
お買い上げくだすったお客様から「擂」の字が違うというお話があったそうです。
丁度、同行の友人が書道の先生をしている方でしたので、確かめてみました。
粉引花入
この花入れは売れていなかった・・・
何とか売れてほしいです。
信楽花入
信楽の花入れはたくさんの形がありますが、斬新な形だと思います。
削り具合がとてもおもしろい形です。
何だかダイレクトメールのようなブログになってしまいましたが、2年に一回の開催ですので何とか売れてほしいと思っております。
10月10日(木)
朝から青空が広がっておりますが、スーパー台風といわれている大型の台風が近づいております。
今日は、明日からの自宅でのお稽古のための準備を大急ぎぎで済ませて、友人がデパートで展示会を開催しておりますので行ってきました。
会場正面
会場正面に懐かしい軸が掛けられておりました。
紀野一義先生の揮毫された「空海」です。
友人が先生に直接書いていただいたものです。
空海
紀野先生の書かれたものは珍しく、展示会に掛けられてよかったと思います。
花
展示会ではよく見られることですが、売り物の花入れに花を生けております。
これが不思議なことに、その花入れは必ず売れるという面白さがあります。
砧
砧の花入れです。
今までのジンクスを考えると多分売れると思います。
昨日からの開催でしたので、まだまだこれからですので期待したいと思っております。
8月27日(火)
朝から不安定なお天気でしたが、横浜美術館に行ってきました。
9月に入ると終了してしまいますので何とか夏休み中にと思い、急遽出かけました。
原三渓美術展
横浜のみなとみらい駅から美術館に向かいましたが、丁度お昼時でしたので腹ごしらえをしてから美術館行きました。
入場券売り場は長蛇の列でしたが、前売り券を持っていた私たちは並ぶことなく入場です。
入場券
いくつかのコーナーに分かれていて、最大の目的でした「国宝 孔雀明王像」は展示されておりませんでした。
それでも、下村観山の「弱法師」は圧倒的な存在感を示しておりました。
横浜美術館
美術館の展示方法は、どこも同じような展示になっております。
そして、レシーバーガイドでは、色々説明をしてくれますが、最後に必ず「三渓は〇〇円で購入しました」と案内しておりました。
こうした案内は初めてです。
憧れの作品を見ていると、「〇〇円で購入しました」の案内にはちょっと閉口してしまいました。
でも、三渓園の創始者である「原三渓展」を見ることができ良かったです。
今度は、違う意味で三渓園のお茶会に行って見たくなりました。
8月24日(土)
朝から暑いことには変わりありませんが、何となく爽やかさを感じます。
湿度が無いからかもしれません。
篆刻
長い付き合いの友人が篆刻展に出展するというので行って来ました。
大意は、天地は一大父母なり 民をして怨咨なし 「人と宇宙は一体」といった意味だそうです。
書も温かみのある書体ですが、篆刻もほのかな優しさをにじませております。
一緒に書道を習っているころから、図抜けておりましたが、今では達観したかのような書を見せてくれます。
篆刻(従吾所好)
親しい友人の篆刻です。
大意は、自分の趣味に従い好む生活に向かいたいだそうです。
私より10歳以上の歳下ですが、なんと県を代表する会長になっておりました。
今日も「〇〇ちゃん!なんて呼べなくなっちゃったね」なんて話してきましたが、妙に照れておりました。
1時間半くらい二人が交代するように、付きっ切りで説明をしてくれましたので堪能いたしました。
書の展覧会もそうですが、会場に入ると空気ががらりと変わるから不思議です。
パッケージ
人形劇のパッケージのデザインが決まりましたので、あとはタイトルを入れるだけです。
朝顔やカエル、亀など別々なものを組み合わせてデザインをしました。
DVD
こちらはDVDですが、パッケージと同じものを使いました。ただ一つ、ハートをピン止めするように入れt見ました。
こちらも、タイトルを入れれば完成です。
何もないところに自分んで好きなように出材を考える・・・これは楽しいいものです。
茶道は、決められたことを正確に伝えることが命ですが、自分で思い通りに描くのも本当に楽しいものです。
よく学生に、「私たちは、四角いものは四角く、丸いものは丸く伝えることが大切です。正確に伝えますからしっかり受け止めてください」と、毎年度初めには必ず云う言葉です。
爽やかな1日でした。