6月28日(日)
朝方の本降りの雨も午後には上り、嘘のように晴れ渡っておりました。
何処へも出かける用事の無い時の雨はなんだかのんびりとしますが、雨が上がり晴れて来るとアレコレと気忙しくなってしまいます。
6月26日に、裏千家ホームページにお家元からのメッセージが配信されております。
内容は、コロナウイルスによるお濃茶の「各服点」に付いてのものです。
お家元からのメッセージはこちら(裏千家ホームページ)
http://www.urasenke.or.jp/movie/explanation/explanation.html
今の時期、コロナ騒動でお濃茶の飲みまわしが何かと話題になっておりますので、この問題を解決するためのメッセージです。
チダケサシ
昨日はまだ開いてはおりませんでしたが、チダケサシが咲き始めました。
今頃の草原に行きますと、ニョキニョキとチダケサシがよく見られます。
日本固有の種だそうで貴重なのかも知れません。
ユキノシタ科チダケサシ属の多年草で、各地の草原に自生しており、名前の由来は、チチダケという茸を刺して持ち運んだ事に由来するそうです。
お菓子
渓谷みどりという銘のお菓子です。
練り切ですので、とにかく美味しいの一言に着きます。
一服
ほとんど毎日お抹茶ですので、毎度の事・・・
午後3時ころになると無性に一服頂きたくなります。
1月20日(月)
一月も後半になり、今日は大寒です。
一年で一番寒いというわけですが、今年はなんだか暖かな冬といわれております。
月曜日ですのでストレッチ教室に行って来ました。
寿扇
1月16日から東京の初釜式が始まりました。
初日の午後に参加させていただきました。
頂戴致しました寿扇です。
お家元が揮毫された語句は、「寶所在近 更進一歩」の上の句「寶所在近」の4文字の扇でした。
藪椿
近くの道具屋さんで頂いた説明文によりますと、「寶所とは悟りの境地、真理の風光。それは私たちが気づかないに関わらず、すぐ手近にある。勇気を出して精進すれば、かならず道は開けるであろう。」
こんな意味だそうです。
有難く頂戴して精進しようと思っております。
藪椿
これから、気の合う仲間たちと新年会ですので楽しんで来たいと思います。
それでも、夜の外出はだんだんとおっくうになってきました。
朝から雨が降り続けております。
雨の日曜日、昨日左足をかばいながら歩き回り、さすがに今日は右足が可哀想なくらい疲れ果てておりますので、何もしないで時間が過ぎるままに楽しんでおりました。
銀座発祥の地
昨日の続きです。
銀座は歩行者天国になっておりました。
あの広い道の真ん中をしばらく歩いて見ましたが、道の真ん中を歩くのは、ちょっと気骨が折れます。
そんな折、銀座発祥の地という石碑を発見しました。
全国至るところにある「銀座」はここが発祥という事になります。
香合
藝大「銀茶会」に出されていた香合です。
中々ユニークな作りで、葉っぱにテントウムシが止まっております。
同大の教授の作品だそうです。
道具
棚は、分厚い欅の一枚板に足を組み込んだもので、これも同大学の学生の作品だそうです。何でも自分たちで作れる環境にある藝術大学らしいところです。
風炉釜、建水、茶碗、茶杓、蓋置など全部て手作りです。
中でも、次茶碗に使った、一見萩焼のような茶碗は、自分たちで、登り窯を作り、茶碗を焼いて、その後は、すべて取り壊してしまうという、何とも楽しそうな発想から生まれた茶碗だそうで、中々手になじむ飲みやすい茶碗でした。
その外にも、同大学の先生方の作品は、私たちには考えられないような茶道具が並べられておりました。
ポスター
すべて大学生がしておりますが、太っ腹な事で、お菓子も出ましたが、無料という事でした。
銀座のど真ん中での茶会ですのに、あの運営費は何処から出ているのでしょうか。
こんなことが気になる大学生のお茶会でした。
朝から強い雨が降って降りましたが、軽井沢で茶友が釜を掛ましので行ってきました。
茶室への路
雨に濡れた露地は美しいものですが、茶庭の露地はか細く造られておりますから、着物を来ての席入りは大変です。
皆さんそれなりの覚悟をしていらっしゃっておりますので、笑顔を見せながらの席入りです。
会場の紅葉
雨に濡れた紅葉も素敵でした。
もちろん、お道具組も素晴らしいもので、堪能させていただきました。
茶会での席主の、忙しさは充分わかっておりますので、席中でお話ししただけで帰って参りました。
お席のことは、お許しを得ておりませんので、写真も道具の記載もご容赦いただきたいと思います。
何となくひんやりとした朝で、このまま秋になってしまいそうな気配です。
今日は、茶筅供養がありましたので行って来ました。
読経が始まる前に
参加された皆さんが持ち寄った茶筅を供養する、毎年恒例の行事です。
各流派が合同で行いますので、大勢の皆様が集まり、稽古や茶会などで意識もしないで使っている茶筅に感謝をし、読経の流れる中で供養をして参りました。
茶筅は消耗品ですが、これが無ければお茶が点ないという事をあらためて認識をいたしました。
茶碗が無くとも、茶杓が無くとも、棗が無くとも、そして柄杓や釜が無くとも、代わりの物でお茶はできますが、茶筅だけは代用するものがありません。
改めて、茶筅の大切さを痛感した一日でもありました。
朝からどんよりとしております。
午後からは雨が降り出して、はっきりしないお天気が続いております。
淡交誌8月号が届きました。
淡交誌
今月の特集は、「なぜあの組織は茶の湯を学ぶのか」という面白いタイトルを付けております。
「近年実際に茶道を取り入れている企業や自治体、今後取り入れて行こうとしている組織を通して、組織が何を見、何を求め、何を得ようとしているのかを探ることで、茶道が内包する魅力に迫って行く。」とこんな書き出しで特集を組んでおります。
新入社員研修
誌上で、三企業一自治体を紹介しておりますが、やはり、その組織のトップが、こうした取り組みをしないと、実現は出来ないという事が良く分かります。
また、本号には、「茶花の育て方」というコーナーがあリ、今月号は、「サギ草」を詳しく解説しております。
茶道部の学生達も、面接や入社してかも、「お茶をやっているとやっぱり違うね」と云われることがあるそうですから、多くの組織の方々が、茶道の良さを理解してくれるといいな・・・と思っております。
朝から晴天です。
今日は早起きして、軽井沢に出かけました。
立礼席
大勢のお客様で大混雑でしたが、係の方々が統一した色のボードを掲げ、「この色の組は私がご案内いたします」と丁寧なあいさつの後、席へと誘導してくれました。
短冊
淡々斎ご染筆の短冊で、「涼しさや・・・」と優しい墨蹟が印象的でした。
花
軽井沢茶会ですから、涼やかな空気とお花がご馳走だと思っておりましたので、この席の花は、それに充分応えてくれました。
八丈イトススキ、ツクバネソウ、そして、タニワタリノキというお花でした。
私も花は大好きですが、「タニワタリノキ」は初めて見ました。
アカネ科タニワタリノキ属だそうで、楚々とした真っ白な花が印象的でした。
春秋棚
春秋棚に飾られた薄器と茶杓です。
薄器は舟橋、茶杓は淡々斎作の「緑陰」でした。そして、釜は「鶴首 浜松地紋」で、淡々斎の箱書きがありました。
利休七則に「夏は涼しく」とありますように、道具組全体で、「涼しく」を演出し、楚々とした雰囲気を醸し出しており、とても素敵なお席でした。
「いつまでも居たい」という気持ちを強く感じさせてくれました。
最後になりましたが、写真はお席主の許可を得て撮影したんものです。
初夏のような爽やかな一日でした。
風炉に変わるのに1週間しかありません。そんな訳で、今日のストレッチ教室の日でしたが休んでしまいました。
炉を閉じて
朝から大車輪です。
まずは、畳を上げる事から始めました。
炉の灰をふるって保管場所に収め、畳を入れ替えて終わりですが、午後三時くらいまでかかってしまいました。
2月に開いた大炉がそのままになっていたからです。
畳を変えて見れば、何時ものお茶室も広く感じられます。
昨日の庭の掃除から、炉を閉じて、畳を変える・・・中々の重労働です。
何時もの事ながら、「いつまで出来るかなかな~」と、こんな事ばかり考えている昨今です。
朝から快晴です。
昨日からの雨上がりですので、風が吹くかが気掛かりでした。
今日は友人がお祭り広場で呈茶をするので、学生達を連れて手伝いに行って来ました。
大勢のお客様
年に一度の「花まつり」ですので、大勢のお客様で賑わっておりました。
一席に60名程入れるように椅子を並べて置きますが、毎回毎回すべての椅子が埋まり大盛況でした。
10回お点前をしましたから、合計で600名のお客様という事になります。
お点前
学生達も何回かお点前をさせていただきました。
行ってから、大平棗であることが分かり、お点前を予定している子達に急遽レクチャー、やはり落ち着きがなく、普段では考えられないような事をやってしまいました。
道具が変るとお点前も変わりますので、普段のお稽古に、平棗を取り入れようと思っております。
あんな思いをさせては可哀想ですから・・・
桜はまだまだ堅い蕾で来週には開きそうです。