今日はお茶のことは忘れて、私の本棚の中から、私の好きな本を紹介しようと思います。

鳩摩羅什(くまらじゅう)の足跡を追うようにシルクロードを旅した著者が、あとがきで、6700キロ、約40日間の旅は確かに長かったと書き出しております。
旅を終え帰国してから4年の間「ひとたびはポプラに伏す」の連載が続き、脱稿した時やっと旅が終った・・・。その間私の心はシルクロードのどこかを絶えずさまよっていたことになる。と記しております。
鳩摩羅什はインドで誕生した仏教を中国に持ち込み翻訳し、更に日本にまでも多大な影響をもたらした歴史上の人物です。日本の仏教用語とも云うべき様々な言葉はほとんどが鳩摩羅什が訳したものであるそうだから凄い。1610年も前の話です。
これからシルクロードを旅したいと思っている人は是非読んで見ると良いと思います。ガイドブックなどでは分からない空気や匂いそして、シルクロード独特の乾いた埃っぽさまで感じられること請け合いです。
西に進むにつれて食べ物の味が変わってゆく様子や、イスラムの文化と中国独自の文化の融合が実に面白く描かれております。

鳩摩羅什(くまらじゅう)の足跡を追うようにシルクロードを旅した著者が、あとがきで、6700キロ、約40日間の旅は確かに長かったと書き出しております。
旅を終え帰国してから4年の間「ひとたびはポプラに伏す」の連載が続き、脱稿した時やっと旅が終った・・・。その間私の心はシルクロードのどこかを絶えずさまよっていたことになる。と記しております。
鳩摩羅什はインドで誕生した仏教を中国に持ち込み翻訳し、更に日本にまでも多大な影響をもたらした歴史上の人物です。日本の仏教用語とも云うべき様々な言葉はほとんどが鳩摩羅什が訳したものであるそうだから凄い。1610年も前の話です。
これからシルクロードを旅したいと思っている人は是非読んで見ると良いと思います。ガイドブックなどでは分からない空気や匂いそして、シルクロード独特の乾いた埃っぽさまで感じられること請け合いです。
西に進むにつれて食べ物の味が変わってゆく様子や、イスラムの文化と中国独自の文化の融合が実に面白く描かれております。