8月4日(水)
夏休みに入り、やっと稽古の無い日々になってきましたが、その曜日が来ると「今日は大学・・・」なんて云う気になってしまいます。
長年の習慣になっておりますから・・・
学生達は、試験週間で毎日毎日テストに追われていることでしょう。
茶室の警策
妙心寺の雪香老大師の揮毫された警策です。
我が家の茶室に掛けてありますが、稽古に見えている方々も気が付いていないかも知れません。
「警覚策励」の略だそうですが、これで叩かれると思っている人も多いいかと思いますが、実際座禅をして、合掌すると背中を叩いてくれますが、痛いと感じたことは一度もありませんでした。
曹洞宗では、「きょうさく」、臨済宗では「けいさく」と呼び方が違うそうです。
稽古の無いダラダラとした日々、少し元気づけていただこうと思ってしまいました。
入道雲
午後2時ころの雲です。
この雲が天然の打ち水をしてくれるかどうか・・・ほんの少しだけ頂きたいものです。
フルーツゼリー
なんと美味しいゼリーでしょう。
タップリと冷やして、3時に頂きました。
一服
仕事はしなくとも、3時のお茶は欠かせません。
フルーツゼリーを食べて、お抹茶を頂きました。
合うとか合わないとかの議論はなしで、とにかく美味しい一服でした。
昨日、2階のテラスから門前や敷石などの掃除をしましたので、今日は完全休養日にしました。
こういうことが決められる自由人、一生懸命に働いていらっしゃる方々には申し訳ないような気持ちがいたします。
でした(笑)。 更に警策のことを知らなかった主人、住職に警策を勧められると、慌てて体の具合が悪いことを伝える始末。
すると住職の方はちょっぴり面白い考え方を考案。なんとそれは主人を打つときは、代わりにお嫁さんのお尻を打つというもの(笑)。思わずあっけに取られていると、これまで厳しい表情の住職さん優しい顔でお爺様は手をお嫁さんのお尻に置いてください。さあ、勇気を出してと、震える主人の手を土下座姿勢の嫁の尻に置くと、次の瞬間スパーン!と静寂を切り裂く破裂音、まるで落雷のよう。なんと住職さんは主人の体を労わるため、ただ菩薩様の戒めを伝えるために主人を罰する代わりに敢えて嫁を懲罰する(これを一罰百戒と呼んでいました)、「警策の後は必ずお嫁さんに深く感謝してください」。
これには主人も責任を感じて、必死に取り繕うのですが、ご住職の方は少しの隙も見逃さず、「よいしょよいしょっ」と嫁のお尻を懲罰。細い小さなタイプの警策でしたが、主人の手をすんでの所で交わして見事に嫁のお尻に命中させる様は正に名人芸。叩き方も私達の様子も見られながら、強弱変化があり、気持ちいい音が響き渡り、猛暑の中、身が引き締まるだけでなく、主人と嫁には悪いですがちょっぴり楽しさする感じさせてくれるものでした。
終了後、菩薩様の懲罰をしこたま受けたお嫁さんのお尻(50回は超えていたと思います。ほんのり湯気が立ち上っているようにすら感じました)を、恥ずかしさと申し情けなさそうにさする主人の姿が可愛らしく感じました。一方お嫁さんは怒るそぶりは全く無く、呆れながら「お義父さん、もう懲りましたか」と優しく主人の頭を撫でていたのですが、諦めの悪い主人、最後の勇気を振り絞るように「いや、もう一度挑戦したい」と嫁のお尻にちょこんとお顔くっつけて懇願(笑)。このお茶目な主人の願いに、嫁も汗だくずっこけ、ニコニコしながら「参りました!」。
その後、再挑戦は無いものの、この座禅以降、主人の体の具合も良くなり、お嫁さんとの距離も一気に縮まり、今となってはご住職さんのお茶目なアイデアとテクニックに感謝です。
こんにちは。
そうですね。少し強い意識を持たないとダラダラとしちゃいますね。
我が家でも、昼食後のんびりしそうな雰囲気でしたが、「掃除,掃除」と言って始めてしまいました。
ダラッとした時は、警策でビッシやってほしいと思います。
あの警策は、何度叩かれても痛いと思ったことはりませんでした。打つお坊さんも上手な方だったのではと思っております。
親しくしているお坊さんによると、あの警策で耳を落としたりすることが有るのだそうです。
是非本山へ行って見てください。
ありがとうございました。
その言葉に甘えて、家内でのんびりしています。
オリンピックで各国の選手たちが、暑さと闘い、ライバルとも戦っていますね。
居ながらに観戦出来て、いろいろ見たさに毎日が忙しくて、
ついつい家の仕事も省略してしまっています(^^;)
こんな時には、警策でバシッと喝を入れて頂くといいのでしょうね。
一度、曹洞宗の本山で体験修行をしてみたいと思っています(^_-)-☆