2日目 4:30太郎平キャンプ場~5:00太郎兵衛平~7:00薬師沢小屋~9:00雲ノ平山荘
~10:00雲ノ平キャンプ場 (近くで昼食)~12:20薬師沢小屋~14:00太郎兵衛平
~14:20太郎平キャンプ場(泊)
①予定は?
もともと2日目に予定していた薬師岳を1日目に登ってしまったので、2日目はどうしようかとテントの中で悩んでいました。
・雨・・・このまま下山。 曇り・・・少し近くを散策してから下山 晴れ・・・できたら雲ノ平の中央ぐらいまで。
ですが、天候がすごくいいのでもう雲ノ平まで足を伸ばすことにしました!。なるべく荷物は軽い方がいいので、水筒、雨具と昼食、非常食、ランプその他最小のものを詰め込みました。みんなと一緒なら炊事道具(コッヘルやガス)もつのですが、今回は自分ひとりなので持っていかないこととしました。少し明るくなった4時半にテントを出る。雲ノ平山荘までコースタイムで6時間半なのですが、荷物も少ないしそれより早くつくでしょうが、まあ11時ぐらいまで行って行きついたところで引き返すということで。
②雲ノ平まで
雲ノ平の標高は2600mくらいですが、一旦薬師小屋まで500m下ってから、また600mほどの登りとなります。
薬師沢までは、いい木道が続いており結構快適、途中日光に当たった木々から湯気が立っていい感じ。そして薬師小屋で少し休んでから、雲ノ平までの急登、結構しんどかったですが、それも1時間ぐらいで終わり、アラスカ庭園や奥日本庭園など変わった名前の景色を通りすぎる。よこで休んでいる人が、「どこがアラスカですかねえ」などと。やっぱりここに来た人はこんな会話するのでしょうか。確かに雰囲気はありますけどね。
きちっとした木道が完成していて、天気もいいし、鳥もなくし、本当に楽園のような感じのところを歩いて行くと雲ノ平山荘に着きました。しばし休んで昼食(といってもメインはレトルトのスパゲッティを薬味を振ってそのまま食べる。とお菓子少々でした)をとって、そしてまわりの雄大な景色、黒部五郎岳や鷲羽岳など3000m級の山々を堪能しました。
③折り返し
そして、来た道を引き返す。折り返したのは10時半でしたが、もし14時までにキャンプ場に着けば、その日のうちに下山する可能性もあるので、とりあえず急いでみる(コースタイムは6時間半なのでちょっと無理筋)。しかし、だんだん暑くなってきたので体力も弱りがちでしたが、手拭いを冷やして頭に巻いて、格好はもう気にせずに歩きます。そして太郎小屋に着いたのが14時。タイム的にはその日に下山することは可能な時刻でしたが、太郎小屋の売店のビールの誘惑に勝てず、買って飲んで一息ついた瞬間にもう、下山する根性はなくなっていました。
④その後
下山しなくなると、時間が大量にあるので、付近の散策や、テントの上にシュラフやその他濡れ物を乾かしたり、ごろっとしたりして、自由な時間を楽しませてもらいました。下界では時間を気にしながら生きていますのが、今回はいろいろ考える時間ができて非常によかったです。
写真1 : 5時ころの太郎平小屋。結構もう明るいです。
写真2 : 薬師沢小屋手前。早朝の木々より水蒸気が出ていました。
写真3 : 薬師沢小屋付近
写真4 : アラスカ公園付近から薬師岳方面
写真5 : 雲ノ平キャンプ場近くから雲ノ平小屋
写真6 : 雲ノ平キャンプ場近くから水晶岳方面
写真7 : だんだんテントが増えて夕刻には80張くらいありましたか