ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

121127 秋から冬へ

2020年11月27日 | 植物・園芸など
隣町への通院も1年になる
3分間速歩を試してみたら、思いのほか早く到着
その帰り道、植物を見ながら帰る

ビワ
バラ科 ビワ属 
Eriobotrya japonica (Thunb.) Lindl.
 
 
宿題・・・ヒヨクヒバかと思われる
ヒヨクヒバ 別名イトヒバ 飛翼檜葉
ヒノキ科 ヒノキ属
Chamaecyparis pisifera (Siebold et Zucc.) Endl. 'Filifera'
カマエキパリス ピシフェラ フィリフェラ
サワラの園芸品種
 

イチイ 一位
イチイ科 イチイ属
Taxus cuspidata Siebold et Zucc.
タクスス クスピダタ
赤い実は食べられるそうだけれど、黒い種は有毒
カヤの葉は痛いけれど、イヌガヤとイチイは痛くない
さらにイチイは葉裏の気孔線白くなく目立たない
参考: 葉で見分ける樹木 p.234
 
 

駅前のペデストリアンデッキのプランターは
ストックとハボタンになっていた

こちらはいろの違う組み合わせで

丸いプランターはプリムラとパンジー
ささっとお買い物をして帰宅

201127 王林おうりん 青りんご

2020年11月27日 | 食べ歩き・お酒 他
 

左・ぐんま名月、 右・王林岩手県産
 
王林を初めて食べました
果肉はさくっと歯ごたえはあるがやわらか?で
甘み酸味はほどよいリンゴでした
何に似ているのか思い出せない香りがありました
 
「ゴールデン・デリシャス」と「印度」の交配品種、1952年に命名された
「ふじ」「つがる」に次いで多く作られる青りんごの代表的品種
先日食べたトキの親
今日は岩手県産ですが、全体の3/4は青森県産(H23年)
生産高の多い順に、青森・長野・岩手・山形・秋田・・・
収穫は10月中旬頃の晩秋品種で貯蔵性に優れ、出荷は4月頃まで
食べ頃は11月中旬頃~翌年2月頃
 
王林の香りがなんのかおりだったかなぁと検索していたら
1)
「香りがリンゴの風味を決定する」という研究がありました
その中に、
『「王林」のようにエチレンの生成量が多い品種は強い香りを呈する。』
『「王林」の収穫直後の食感はパリパリ,香りは爽やかで青リンゴを思わせる。収穫後に増大するエチレンの働きでエステル類の増加と軟化が進み,消費者に届くまでに甘いフルーティな香りと柔らかさに特徴のあるリンゴとなる。』
とありました。
 
2)
リンゴの美味しさは蜜のあるなしではなく香りのようです
蜜入りリンゴの美味しさは香りにあり
という研究がありました
蜜入りリンゴが特に糖の量や甘味度が高いわけではなく、香りが高い
香りが美味しいと感じる理由
なんと・・・「このリンゴ蜜入り、美味しいわよ」とありがたがっていましたが、誤解でした
でも、美味しいのは変わらないわけです
蜜は眼でわかる、香りは鼻でわかる・・・の違い
そして香り高い王林は美味しい
蜜は切って見ないとわからないから、
買う時は香りを頼りにしたらいいってことかな
 
3)
表面の小さなポツポツ・果点が目立つのが特徴で、茶色いヒビ状の「サビ」が出てザラザラしているものが甘味が強くておいしいとされる
また、緑は若く追熟されると黄色になるとのことです
見た目は決してよくない(←失礼)王林、意外に美味しい
 
結局、何の香りに似てたのかわからないまま
「エチルエステル類」とまでわかったところで
また買ってみよう
 
 
王林の香りではありませんが蜜入りふじリンゴの香りとしては
フルーティ,フローラル,スイートな風味の
酪酸,2-メチル酪酸,プロピオン酸,ヘキサン酸,酢酸のエステルと
これらより少量の2-メチルプロピオン酸とチグリン酸のエステルとのことです
・・・まだ、ざっくりだけれども、
そういえば、化学の実験で酪酸とメチルアルコールでバナナの匂いを作った経験があった気がする