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ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

210325 冬芽〜木の花1

2021年03月25日 | 植物・園芸など

通院のため一駅歩いた

 

これはまた花弁が細いシモクレン 、チューリップのように半開して咲く
3枚みえる薄紫色の細いぺらっとしたちいさな器官が苞ではないだろうか
ハクモクレンは苞3枚が花弁6枚と同じ大きさ・形・色になるので花弁9枚に見える
シモクレンとコブシは花弁が6枚、苞が3枚
おしべとめしべがらせん状につくのが古いタイプの花のつくり
追記: 2104417この木、葉が展開しても長いこと花が散らずに残っています、他のモクレンと違う感じ
シモクレン 別名モクレン
Magnolia liliiflora Desr.
マグノリア リリーフロラ
モクレン科 モクレン属
 

冬芽が膨らみ花が咲きだした
まだ、芽麟が残っていて、1つの冬芽から複数の花が出てくるということがわかった
また見に来よう
ドウダンツツジ
Enkianthus perulatus (Miq.) C.K.Schneid.
エンキアンツス ペルラツス
ツツジ科 ドウダンツツジ属
 


ユキヤナギ 別名コゴメバナ
Spiraea thunbergii Siebold ex Blume
スピラエア ツンベルギー
バラ科 シモツケ属
 
 

ユキヤナギに似ているが八重で豪華
シジミバナ 別名コゴメバナ、ハゼバナ
Spiraea prunifolia Siebold et Zucc. var. prunifolia
スピラエア プルニフリア プルニフリア
バラ科 シモツケ属
 


特徴的な雄しべ
シコンノボタン 紫紺野牡丹
Tibouchina urvilleana (DC.) Cogn.
ティボウキナ ウルヴィレアナ
ノボタン科 シコンノボタン属
常緑低木、葉は3行脈で毛が多い
 

キイチゴの仲間、カジイチゴ
いけばなではこのごろよくカジイチゴの葉がきれいな品種`ベビーハンズ'が来る
カジイチゴ
Rubus trifidus Thunb.
ルブス 
バラ科 キイチゴ属



・・・宿題
 
・・・・・・・
 
一駅手前で降りて歩き出す

2週間前からまた咲きすすんだ、見ごたえがある
サンカクアカシア
Acacia cultriformis A.Cunn. ex G.Don
マメ科 アカシア属
 


ナガバアカシアの優しい黄色
アカシア・フロリバンダ'、ナガバアカシアのホワイト・サローワトル’と思われます
 

ミツバハマゴウ の銅葉の園芸品種`プルプレア' シソ科
Vitex trifolia L. 'purprea’
ウィテクス
別名ニンジンボク・プルプレア
 
参考:①安藤敏夫・小笠原亮・長岡求,2007日本花名鑑④.アボック社:p.490
 
 

ギンヨウ(銀葉)アカシアの品種’プルプレア’
Acacia baileyana F.Muell. 'puruprea' 
アカシア ベイリアナ
若葉が紫色を帯びる
ギンヨウアカシアは常緑低木~小高木でオーストラリア南東部に分布する
参考:① JA尾張中央 植物図鑑 ②日本花名鑑④p.4
 


遠目でよくわからないけれど、センニンソウ属クレマチスの何かのよう
人様のお宅の花を見て歩くのは楽しいけどもどかしい
 


マロウだと思うけれど自身が無い
 


シモクレン、紫色の花弁6枚、細い薄茶色の3枚は苞だとおもう
 


シキミだと思う、以前大谷石の採石場へ行く途中のお寺で見て以来

シキミ樒
 


線路の橋を渡って、見事なボケに見とれて、ちょっと後もどり
 


商店街で、大きなツバキ、椿というよりカメリア
 


みごとなカナメモチ、レッドロビンだろうか、上手に選定して、新芽がそろって芽吹いている

カナメモチ(日本)、オオカナメモチ(中国)、両者の交配種セイヨウカナメモチ(ニュージーランドで交配・育種)、その品種の`レッドロビン'、同じく別の品種などを見分けられたら楽しいだろうなと思う
セイヨウカナメモチの西洋・・・ニュージーランドは西洋かな?
 
 
郵便局で用事を済ませてクリニックへ

210325 タンポポ・ムラサキケマン ほか

2021年03月25日 | 植物・園芸など
通院の為一駅歩いた
 
線路沿いの商店街の歩道、街路樹の株元
総苞がめくれてない在来のタンポポ
こんなところに? ジシバリじゃないよな、と思って隣を見たら

隣も手前も葉がロゼット状に広がっているのは、総苞がめくれている外来のセイヨウタンポポ
こんな近くにいて交雑しないのだろうか
そういえばいま、タンポポ事情はどうなっているのだろう
 
カントウタンポポ 別名センダイタンポポ
Taraxacum platycarpum Dahlst. var. platycarpum
セイヨウタンポポ 別名ショクヨウタンポポ
Taraxacum officinale Weber ex F.H.Wigg.
キク科 
 
参考: タンポポ外来種と在来種(動画・NHK for school) タンポポ調査 
 

もとは何だったんだろう、芽キャベツ? 盛大に菜の花を咲かせている
 


ヒヤシンスとムスカリを一緒に植えているお庭があった

どちらもキジカクシ科(旧ユリ科)、ムスカリ属とヒヤシンス属は近い属の園芸植物
 
 
月1回通るたび楽しみに見ているマンション前の植込み
夏はブッドレアなど木の花もあったけど、剪定されていた
前回、手入れをしているご婦人がいて、いつも楽しませていただいてますとお礼を言ったら
今年はマーガレットを入れて見たんですよ、いろいろ手をかけすぎていてだめなのかしら・・・ふふふっ と楽しそうでした

そのマーガレットです
 
モクシュンギク 別名マーガレット
Argyranthemum frutescens (L.) Sch.Bip.
アルギランテムム  フルテスケンス
キク科 マーガレット属
 
花言葉: 誠実、性格、真実の愛
和名は春菊に似ているから、深い切れ込みのある葉が特徴
カナリア諸島原産
明治時代に日本に白花が来た 
frutescensは「低木性の」和名は「春菊に似た木」から
耐塩性がある 近縁種との交配などで園芸品種が多い
参考: フィールドガイド園芸植物p. 62 日本花名鑑④p.29 静岡県東部花き流通センターマーガレット部会
 
 
受診にまだ間があるので郵便局へ
途中、保育園のフェンスに絡んでいたのは

シダの仲間、つる性のカニクサ 
巻きついている蔓は茎ではなく葉軸
地下茎から地上に出ている部分は全体で1枚の葉と考える
胞子が漢方薬になるとは知らなかった
 
カニクサ
Lygodium japonicum (Thunb.) Sw.
フサシダ科 カニクサ属
 
 
・・・・・
 
受診を終えて、公園の木々を見により、帰りも一駅歩いた

切り株に沢山のキノコ、サルノコシカケの仲間かしら・・・宿題

トチノキの幹にびっしりとコケ 
茶色のは胞子嚢かしら・・・宿題
 

ムラサキケマン 別名ヤブケマン
Corydalis incisa (Thunb.) Pers.
ケシ科(旧ケマン科)  キケマン属
ウスバシロチョウの食草 有毒
 
きょの中に蜜がある
 
 
玄関先にソテツ
中央が尖っている、この株は雄かしら、雌なら丸い
 
ソテツ蘇鉄
Cycas revoluta Thunb.
ソテツ科 ソテツ属
 
有毒だが、奄美・沖縄では毒抜きして食用にする(救荒植物)


切り花でよく見るフリージア
地植えしておられるのも時々見かける
 
フリージア 別名アサギスイセン,コアヤメズイセン
Freesia refracta (Jacq.) Ecklon ex Klatt
フリージア 
アヤメ科 フリージア属
 
Freesiaは19世紀のドイツ人のF.H.T.Freeseフレーゼを記念したもの
南アフリカ(ケープ)原産 フランスで改良が進んだ
生産は八丈島・沖永良部島
参考: フィールドガイド園芸植物p.35  日本花名鑑④p.176 八丈島フリージアまつり 大田花き
 

春だからか、そわそわ
冬芽は芽吹き、木の花も咲いて、冬から春の花卉もカラフル
ちょっと歩く間にたくさん写真を撮りすぎてしまう

あとから、検索したり図鑑を見たりして調べて書くのも楽しい
また歩いてみよう

210325 桜あちこちで、続き ソメイヨシノ・カンヒザクラ・オオシマザクラ・シダレザクラ・八重 

2021年03月25日 | 植物・園芸など
通院のため外出
近所の八重桜

八重桜、品種名不明
 


街の公園で、シダレザクラ

サクラハンドブックに枝垂れサクラは2種とそれぞれ似た2品種のっていた
イトザクラとヤエベニシダレ、どちらもエドヒガン

ヤエベニシダレ八重紅枝垂と思われる
サクラハンドブックによると
キクシダレは花弁が50枚以上・開花時に若葉も伸びる
ウジョウシダレは花弁がよじれず平らに開き、萼片は縦長、萼筒が無い花もある
そしてエドヒガン'ヤエベニシダレ’は
古くより栽培され、平安神宮などが名所
やや濃いピンク色で細長く10~14㎜と小型、よじれ・うねりあり
萼片は細長五角形小型2~3mmで鋸歯あり
萼筒は壺形を帯びた短い筒型長さ5~6mm→ちがうな、公園でみたこの枝垂桜の萼筒はイトザクラに似ている
萼筒と小花柄に短毛が多い
最下の苞は脱落する
 
あらためて
エドヒガンの学名は
Cerasus itosakura (Siebold) Masam. et S.Suzuki var. itosakura f. ascendens (Makino) H.Ohba et H.Ikeda
・・・長い
イトザクラの変種のまた品種という位置づけ?ascendensは「上行の」
 
 

商店街のオオシマザクラ 芳香のある大きな白い花が緑色~茶色の若葉と同時に開く・・・匂いを嗅いでくるのを忘れた

桜ってこのように幹から直接咲いたりする
花弁は白色で大型

ピンボケですが・・・
萼片は大型で細長く7~10mmで鋸歯がある
萼筒も細い筒状の釣鐘形 最下の苞葉は広く大きく長さ9~12mmで先端は鋸歯が長く述びて枝分かれしたりして縁が内側に巻き込むことは無い
・・・確かに苞が長くて葉みたいだ
葉は両面とも毛がなく厚いので塩漬けにして桜餅に使われる
大型で中央で最も幅広く、先は徐々に細くなり尾状に伸びる
つけ根は(見えないけど)丸いかくさび形
鋸歯は外向きに開き先が糸のように伸びるのがオオシマザクラの特徴
この写真では見えない葉柄は無毛
・・・葉ってはじめ2つ折りで、それが開くんだな
 
オオシマザクラ
Cerasus speciosa (Koidz.) H.Ohba
ケラスス スペシオサ
speciosaは「美しい」
 
 
一駅歩きました
今日はソメイヨシノの後ろ姿を見てきました




ソメイヨシノ 染井吉野
Cerasus x yedoensis (Matsum.) Masam. et S.Suzuki
ケラスス エドエンシス 
バラ科 サクラ属
花弁は白色に近い淡いピンク色、楕円形、長さ15mm前後、縦方向にしわ
萼片の長さ5~6mm、細長く先は尖がるがやや鈍く、著しい鋸歯目立つ
萼筒は7~8mm、わずかに壺型を帯びた筒形(肩が張っている感じ)、ふくらみ部分は縦に長く、短毛が多い
小花柄は開いた短毛が密にある
最下の苞は丸みのあるくさび形で外面にも毛が多い
 
 
受診を終えて、又一駅歩きました
先週は咲いていたカンザクラもいまはまばらになって葉が展開していた
カンヒザクラ
Cerasus campanulata (Maxim.) Masam. et S.Suzuki
ケラスス カンパヌラタ
中央より上で最も幅が広く細長く厚くて硬い
先は急に細まり短い尾状(これは長いように思えるが・・・)
両面とも無毛
葉柄は無毛で短い15mm以下
単鋸歯は浅く上向きに伏せ、先はほとんど伸びない
campanulataは「鐘形の」
こうしてみると、オオシマザクラとカンヒザクラ、葉も結構違うな
 
 




一重の枝垂れはハンドブックに3つ
エドヒガンの枝垂れるタイプのイトザクラ
エドヒガンのベニシダレ→このお宅のはこれかな
葉が同時に展開するセンダイシダレ

エドヒガンのベニシダレは紅色が濃く花弁が細長卵形で縁が内側に巻くほかはイトザクラと同じ
 
イトザクラ 別名シダレザクラ
Cerasus itosakura (Siebold) Masam. et S.Suzuki f. itosakura
一般に枝垂れ桜といわれるのはイトザクラだが変化が多い
花弁は淡紅色~白色で13mm以下
萼片は小型で三角形の卵形、3~5mm、細かい鋸歯が多い
萼筒は長さ5~7mmの壺形で膨れた球部分は真直ぐな部分より大きく開いた毛が密生する
小花柄にはやや上向きの毛が密生する
最下の苞は脱落して残っていない
 
 


県民健康センターには枝垂れの大木が3本 
枝垂れ桜・・・いいなあ・・・可愛い・・・近づいてみると舞妓さんの「かんざし」みたい
葉もなく苞もなく枝も細いのでそう感じるのかも
 


県危機管理防災センターの桜並木は高さ20mはあろうかという大木
一本まったく咲いていないで小さな葉がついているのは天狗巣病?か(それを避けて写真撮りました)
 
見てる分には気が付かなかったけど、こうして写真に撮ってみると、電線・電柱が無いといいのになあ・・・と思う
電線の埋設工事をしているところもあるけれど、防災にも花見にもいいことかもしれない
 
 
冬芽ハンドブックもおもしろいけど同定がむずかしかった
サクラハンドブックもおもしろいけど同定がむずかしい
ラベルの付いている木でサクラでハンドブックと読み比べて見みたい
参考: サクラハンドブック、日本花名鑑④p.353~367
 
遅咲きの桜が咲くころはワクチンの順番がまわてくるだろうか