ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

191004 作楽会 いけばな 草月流 127 オンシジウム・カラー・ハナナス、ハロウィン・複数花器・床上がり

2019年10月04日 | いけばな


お願いします
なにか、平面的でペタペタとした感じがする
例えば、まだ枝があるなら、後ろに高く持っていってもいいんじゃない?
こんな感じでしょうか


そうね、どう?
はい、四角い枠の中でいけていました
これくらい大きくてもいいです
ありがとうございました



あら?クリスマス?

ハロウィンです

Xmasに間違えられないように花器を白から黒に変えました
床上がりの花器の足元は安定の為にも、養生の為にも下敷きがあった方が良いことがわかりました

ハロウィンだからってハナナスに顔を書かないでね、子供じゃないんだから

テーマ: ハロウィン
花材: オンシジウム,カラー,ケムリノキ,ハナナス

 

今日の花材
①ハナナス/アカナス

水揚げ:不要
出回り:8~10月
取り合わせる花材の色によってさまざまな美しい表情を見せてくれる
重いのでバランスに気を付ける
水が無くてもしばらくもつので、いろいろと幅広く使える
アフリカ原産の一年草
病害に強いので、ナスの台木として利用される
先生と話していて共通の記憶があるのが面白かったのが、ヒガンバナの巾着田へ行く駅からの道沿いの農家で、赤ナスやフォックスフェイスを栽培している風景、。印象的な色と形が、記憶に焼きついたのかな
参考:監修:勅使川原宏・大場秀章,1999.現代いけばな花材事典.草月出版:p.145

②カラー

水揚げ:水切り
出回り:周年
花に見える部分は仏炎苞と呼ばれる花を抱く葉
白色のほか黄色、赤、ピンク、オレンジ、ダークブルーなどの仏炎苞がある
清楚な雰囲気がウエディングの花として人気がある
南アフリカ原産のオランダカイウ属8種をもとにして作られた園芸植物群の総称
かつて、サトイモ科カラ属だったことに由来する名前
ギリシア語のKallos「美」から来たと思われる
カイウは「海芋」と書き、湿気の多い土地を好み地中に根茎(芋)ができるから
参考:現代いけばな花材事典p.145

③オンシジウム/オンキディウム

水揚げ:水切り
出回り:周年
スズメが群れているかのように軽やかで華やかな花と、弓なりに枝垂れた茎の曲線を生かす
花がしおれるとぱらぱら落ちるのでこまめに摘み取る
熱帯アメリカに広く約400種が分布
鮮黄色のウァリコスムと淡い黄色のオブリザタムが切花や鉢植えで流通する
参考:現代いけばな花材事典p.740




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