ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

201119 グリーンセンター 菊花展

2020年11月19日 | 植物・園芸など
先週新宿御苑の『菊花壇展』を見てきて、菊花展ではなく菊花壇展というのがよくわかった
 
今日は市のグリーンセンターの好菊会の菊花展を見学
いろんな部門にわかれて、競い合い、順位がつけられていました
出品者や品種名が書かれた札が下がっていましたが、よく見えなくて
とりあえず今回は花の部分を見てきました

一文字・・・大菊・一重咲き、御紋章菊とも呼ばれている

夏空の入道雲のように雄大に掴み上げて咲く
すべての花弁が中空の管状になっているのが管物で、
花弁の太さが3~5mmを太管ふとくだ(咲き)
花弁の太さが2~3mmを間管あいくだ(咲き)
花弁の太さが1~2mmを細管ほそくだ(咲き)
それ以下を針管はりくだ(咲き)という

花弁がうろこ状に幾重にも重なって咲くのが「厚物」
半球状の下端から走り弁がつきだしたものは「厚走り」

だるま・・・三本仕立ての大菊で、高さは花首まで60㎝以下(7号鉢使用)
菊の品種名が見えます「国華金山」

福助・・・一本仕立ての大菊で高さは花首まで40㎝以下(5号鉢使用)
鉢より大きな花を付けた姿が福助人形に似ている
 
ほかに、大作り(千輪咲き)、懸崖作り、新作、創作、盆栽、切花などがありました
菊づくりの解説板もでていました
 
各地の菊花展のニュース映像や観光案内パンフレットをみると、他に菊人形などが作られたりするようです
JR駅には笠間の菊花展のパンフレットが置いてありました
検索すると、日本菊花全国大会が大阪で開催されているようです
 

201119 見沼代用水東縁~グリーンセンター~上谷沼調整池

2020年11月19日 | 生物
 

イオンモールまでもう少し・・・
公園入口の手すりに小鳥のオブジェが
今日はどんな野鳥に出会えるかしら

見沼代用水東縁に沿った道を行く
花筏ならぬ、サクラ落葉筏

コサギが飛んできてとまる

別のコサギは採餌中?

グリーンセンターそばの水路沿いの交差点
この大量の糞はカラス? サギ?

グリーンセンターをでて、駅へ向かう
途中、外環自動車道下の国道298号線で芝川を渡る
橋の欄干に菊の模様

埼玉草加線から、藤右衛門川沿いの道をゆく
見沼代用水を超えて

さいたま市南区とのさかいにある上谷沼調整池(運動公園)




 

つやつやt真っ赤なハナミズキの実









東側を先ほどより大きな流れになっている藤右衛門川にそって行くと別の小さな調整池もあった

武蔵野線が見えてきたところで、駅への道へと調整池を離れて、今日の行程は終わりとします
バスに乗りたくなくて無理したら足に豆ができちゃった
 
グリーンセンター内の記録は「菊花展」「バラ園」「温室」「園内」に分けて記録します

201119 グリーンセンターへの道すがら

2020年11月19日 | 植物・園芸など
用事が早く済んだので、グリーンセンターによってから受診することにして
歩き出しました

鉢植えのヒイラギに花が咲いていました


花?がついている?
コロラドトウヒ別名プンゲンストウヒ、アメリカハリモミ のホープシー 
Picea pungens Engelm.'Hoopsii’と思われる
枝は横に伸びやすく、葉は銀青色
Xmasツリーにこんな木が使えたら素敵だと思う
参考: 日本花名鑑④p.336
 

エリカ 種小名・品種名は不明
Elica oatesii ツツジ科 エリカ属
エリカ オーツィーではないかと思う
ホープシーの隣にあったエリカ
エリカはアフリカからヨーロッパにかけて700種以上が分布する
特にケープ地方に多い常緑性木本
英名ではヒースheathsと総称される
 
参考: ①みんなの趣味の園芸 ②日本花名鑑④p.149
 
 
青木町公園の野球場西側歩道

良く通るのに、気にしたことなかった樹
今日は見事についた赤い実がきれいで名札をみたらクロガネモチでした

クロガネモチ黒金黐 
モチノキ科 モチノキ属
Ilex rotunda Thunb.
イレクス ロツンダ
互生、全縁、常緑
関東以西、西日本に多く分布
明るい線が葉を縁取る
葉柄や若い枝は紫色~赤色を帯びて目立つ
(この写真では、その特徴は出ていない)
実は径6mm、モチノキより小さい
トウネズミモチ、ネズミモチは対生
参考: 葉で見分ける樹木p.87
 


直売所のあるお菓子工場まで来たので、ちょっと寄り道して前川神社へ
イチョウが黄葉し、ケヤキは落葉も始まっていた

ケヤキの葉
弧を描く鋸歯の形が特徴

枝ごと落ちる葉 葉の付け根に実が付いている
 
ケヤキ ニレ科 ケヤキ属
Zelkova serrata (Thunb.) Makino
分布は本州から九州の産地の谷合
街路樹や公園樹として多く植えられる
参考: 葉でわかる樹木p.42
 
・・・・・・・・・・・・・・
グリーンセンターまでもう一息
 
 

追加
グリーンセンター内で、
まさに、くるくる舞いながら目の前に落ちてきた
実が付いたケヤキの枝

201119 ハクモクレン? コブシ? 冬芽の脱皮は4回?

2020年11月19日 | 植物・園芸など
先週、新宿御苑でFさんが「いつもこの樹でハクモクレンの抜け殻を拾う」と言っておられた
「脱皮は4回」と聞いて、面白いなと思った
 
保育社の原色日本植物図鑑木本編Ⅱに当たって見ると
「モクレン属の冬芽は合着した1枚の鱗片でおおれている」とありました
ここでいう鱗片とは、落ちていた毛の生えた皮のことなのか?
托葉のことなのか?
よくわからない
 
直売店のあるお菓子工場の北西の公園で
ハクモクレンと思われる大きな蕾が
手の届く高さにありました

茶色の毛の生えた皮がむけかけており
中に白い毛の生えた皮が見えます
その皮を1枚目として
中には白い毛の生えた1枚目よりは薄い色の毛皮

中の2枚目を今度は無理やり開いてみると
さらに白い毛の生えた構造が

この2枚目を完全にはぎ取ると
2枚目よりは薄い毛の生えた構造があらわれました
大きい芽と右下には小さな芽と思われる構造があり
これらは花芽と葉芽なのでしょうか
 
4回脱皮するという、真相はどうなんだろう
今回の観察で、1枚2枚を剥いで、その中の3枚目までは毛皮を着ていることが確認できました
今日見た外に側にもう一枚あったのか、
あるいは、中にもう一枚あるのか・・・
 
花芽の横にある小さな芽が葉芽だとすると
この樹は花の下に必ず1枚の葉が付いているコブシなのかしら?
 
定点観察するとわかるのだろうけれど、
検索してもよくわからなかった
そもそも毛皮のコート、托葉、芽麟、鱗片・・・用語もあやふや
 
参考: 保育社 原色日本植物図鑑木本Ⅱ109図

201118 ユリノキ

2020年11月18日 | 植物・園芸など
新宿御苑でみたシナユリノキ
 
それから気にしていると
シナユリノキではなくて、ユリノキの方は
結構身近にたくさん植えられている
駅西口の街路樹

葉の形を袢纏になぞらえて、ハンテンボク
5~6月の花がチューリップににているのでチューリップツリーともいう
ユリノキのユリも花の形から
葉先はほぼ直線のとへこむのが見られる
 
 

外環自動車道下の街路樹



落葉が始まっていて
強風に吹かれて、歩道を「ガラガラガラガラ」ものすごい音を立てて大きな葉が飛ばされていく
これが植わっている道路沿いのお宅は、掃除がちょっと大変かも・・・
 
ユリノキ百合木・半纏木
モクレン科 ユリノキ属
Liriodendron tulipifera L
リリオデンドロン ツリピフェラ.
北米東部原産
日本には明治時代に移入された
新宿御苑の大芝生の中央に
その当時の実生の若木が育ったものがある
高さ50m以上になる!
 
参考: ①1990.うるおい情報シリーズ7身近な樹木ウォッチング.淡交社 p.13
②日本花名鑑④p,265  
③林将之.2004.葉で見分ける樹木:p.170