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ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

210326 モクレンのこと

2021年03月26日 | 植物・園芸など
 

線路沿いの並木はコブシ(辛夷)でした


シモクレン 茶色の細いのが下にでている、これが苞だとわかった


リリアパーク、シモクレンとラベルがある
シモクレンとハクモクレンの交雑種の何かではないかと思うんだけど
苞が花弁になっていて、花弁の数が多い


これも、花色が薄く、花弁が丸くて多いので交配した品種のなにかではないだろうか


リリアパークの芝生広場の線路に近いところに
これがシモクレンだとおもう
 
あと、北浦和公園の常緑のマグノリア あの2種類の木の名前を知りたい
 
今年は、たくさんマグノリア属の花を見た
まだよく見てない、サラサモクレン、シデコブシ、常緑のマグノリア、ミケリア、カラタネオガタマ、オガタマ・・・交配品種あれこれは来年の宿題・楽しみ
これからタイサンボクが咲く、ここではどこにあるかな探してみよう
 
オーストラリアの花の詳しいサイトや図鑑も見つけられないけど
マグノリアの品種についてもいい図鑑ないかなと覆う
京王フローラルガーデンアンジェに30種ものモクレンの仲間があるそうで、この時期行ってみたいものだ・・・と検索したら2021年5月31日で営業中止となっていました・・・残念です
 
 
 
モクレン科 モクレン属 Magnolia
約100種からなる常緑または落葉樹。ヒマラヤ,日本,マレーシア西部,北米東部,熱帯アメリカ(南半球にはないってことなんだ)。日本には6種が自生する。葉は全縁の単葉で互生。花は枝先に単生、花被片は6~33。多数の雄しべと雌しべが長い花床にらせん状につく(下部に♂、上部に♀)。集合果の袋果が裂開すると白い糸状組織で2個の種子が下垂する。
参考・引用: 日本花名鑑④ p.279
関連: 180925 コブシ 
 
モクレン科 オガタマノキ属 Michelia
中国,熱帯アジア,日本,マレーシア西部。20種からなる常緑または落葉樹。葉は互生、花は腋生、花被片は6~21、雄ずい群と雌ずい群はモクレン属と違って接してない。カラタネオガタマ,深山含笑他。
参考・引用: 日本花名鑑④ p.290
関連: 210429

210326 桜、あちこちで 続き

2021年03月26日 | 植物・園芸など
通院のために一駅歩いた
サクラがここにあったんだーと、再発見しながら歩いた
 
写真を撮るには風のある日でした
 
サクラハンドブックを見ると、栽培品種には典型的な樹形がのっている
シダレ、広卵形、傘型、ほうき形・・・樹形が品種同定の助けになる
 
アートパークのヤマザクラは野生種だけれど、こうしてみると『ほうき樹形』
まだ若いからなのか、これがヤマザクラの形質なのか

ヤマザクラ山桜は野生種です
吉宗が江戸市中の庶民が花見を楽しめるようにと飛鳥山に植えたのはヤマザクラだったそうだ(まだソメイヨシノは世に出ていない時代だった)
桜色というのは、このヤマザクラの花の白と若葉の紅を遠くから全体を見たときの色だと聞いたことがある
この樹は花が終わっているのか中ほどに少し咲いているだけでこの話を実感できないが、これもまた来年の宿題
 
 
バラ科の何か これも桜だろうか・・・宿題
 


オオシマザクラと思われる、花弁は白色で大型

サクラの見分けには、萼・萼筒・小花柄・最下の苞・葉を見る
このサクラ、萼片は大型で細長く鋸がある
萼筒は細い筒状の釣鐘形
葉は両面とも毛がなく厚く、大型で中央で最も幅広く、先は徐々に細くなり尾状に伸びる
鋸歯は外向きに開き先が糸のように伸びる
・・・オオシマザクラだと思う
 


この季節、ああここにも桜、あそこにも桜、桜だったんだ・・・なんてことがある
月2回は通る道だけど、見事なソメイヨシノがこの道にあったことに気が付く
 


税務署のはす向かいの公園はもう花霞の中にあるように、ソメイヨシノ一色
 


石塀から覗いている八重の桜


 
 


バラ科の何か、
・・・宿題
 
 

以前ヤナギだと思っていたけれど、シダレザクラでした

萼筒が丸いエドヒガン系、イトザクラに近い
 
 


公園に咲く、太い幹、高齢のサクラだろうか
 


いつもは中の道、桜の下をとおるけれど、今日は周りの道からリリアパークを楽しむ

見下ろしたら、シダレザクラもあるじゃないか

並木になっていた

ヤエベニシダレだろうか
 
リリアパーク南側へ

ソメイヨシノより遅いはずの八重桜も咲いていた
ラベルは『ヤエザクラ』それ以上は不明
14)S-8-20KAWAGUCHI 岸田克二 鋳鉄製 1992

植木の里・安行がある川口市の公園なんだから、品種名がほしいなと思う

彫刻はNo.11川 クリス・バジロウChris Bazireau ブロンズ製 1996

ぽってりといい花だ、`関山'ともまた違うようだ
写真を撮る人、犬と散歩する人
「線路の方行ってみた?」「まだ」「じゃ行ってみない?」という人たちの後ろをそっとついていくと、線路沿いの公園へ
 


名の花とのコラボもいいけど、満開のストックや、球形のハンギングバスケットとのソメイヨシノはまた格別、来てよかった
この花苗の豊富さはすばらしい
きれいに刈り込まれたツツジもすがすがしい
ここを朝夕通って通勤通学する人、うらやましい
 
 
参考: サクラハンドブック 日本花の会・桜図鑑

210325 冬芽〜木の花2

2021年03月26日 | 植物・園芸など
受診後、再び一駅歩いてもどる

近代美術館、レストラン前のマグノリアの仲間
左端の花が大きい木はもう咲き終わりに来ている

中央の小型の花の木はいまが最盛期
こうして写真で見ると、小さなタイサンボクみたい
 
 

近代美術館前のシャクナゲ
西側はもう咲いていました
 


ハナズオウ
 


道路に沿って土手状の地形に並木の様に植えられているヤマモモは雌雄異株
これはまだ蕾のようです

雄しべが確認できるので、目立って咲いているのは雄花序でした

蕾から満開までまじっていて、葯がわかる
見上げるような立派な木
どれが雌の木なのか、雌花はどんなのかわからず
検索してみて、雌花を調べて、改めて探してみる

ありました、雄花序に比べてずっと地味な雌花、でもこれが食べられる果実をつける

雌花が見える、雌花序
 
 
日本庭園の方に行ってみると

葉が痛いクロマツ

雄花の蕾

雄花の蕾の上には「松のみどり」とよばれるシュート(新芽)が伸びてきた


シュートの先には雌花ができるはず、いまはまだ見えない
 

イチョウの冬芽から葉が展開している、冬芽1個からこんなに葉が出てくるのか・・・知らんかった

芽麟が開いて、この薄皮はなんという名前の期間なのか、美しい
 


トチノキも冬芽から芽生え

こうなると、幼いながらもトチノキの葉らしい
 


ハナカイドウ かわいらしい、見ごたえがある
 


ウンナンオウバイ
 


キンカンだと思う
 


ネズミモチかな・・・宿題
 


県庁の庭で、ミツバツツジのラベルがありました

葉が出る前に咲く
 
 
正面に回り、ケヤキの品種`ムサシノ'と花時計を見て駅へ向かう
いま、月二回の受診なので、また2週間後に歩いてみよう
 
 
 

210325 冬芽〜木の花1

2021年03月25日 | 植物・園芸など

通院のため一駅歩いた

 

これはまた花弁が細いシモクレン 、チューリップのように半開して咲く
3枚みえる薄紫色の細いぺらっとしたちいさな器官が苞ではないだろうか
ハクモクレンは苞3枚が花弁6枚と同じ大きさ・形・色になるので花弁9枚に見える
シモクレンとコブシは花弁が6枚、苞が3枚
おしべとめしべがらせん状につくのが古いタイプの花のつくり
追記: 2104417この木、葉が展開しても長いこと花が散らずに残っています、他のモクレンと違う感じ
シモクレン 別名モクレン
Magnolia liliiflora Desr.
マグノリア リリーフロラ
モクレン科 モクレン属
 

冬芽が膨らみ花が咲きだした
まだ、芽麟が残っていて、1つの冬芽から複数の花が出てくるということがわかった
また見に来よう
ドウダンツツジ
Enkianthus perulatus (Miq.) C.K.Schneid.
エンキアンツス ペルラツス
ツツジ科 ドウダンツツジ属
 


ユキヤナギ 別名コゴメバナ
Spiraea thunbergii Siebold ex Blume
スピラエア ツンベルギー
バラ科 シモツケ属
 
 

ユキヤナギに似ているが八重で豪華
シジミバナ 別名コゴメバナ、ハゼバナ
Spiraea prunifolia Siebold et Zucc. var. prunifolia
スピラエア プルニフリア プルニフリア
バラ科 シモツケ属
 


特徴的な雄しべ
シコンノボタン 紫紺野牡丹
Tibouchina urvilleana (DC.) Cogn.
ティボウキナ ウルヴィレアナ
ノボタン科 シコンノボタン属
常緑低木、葉は3行脈で毛が多い
 

キイチゴの仲間、カジイチゴ
いけばなではこのごろよくカジイチゴの葉がきれいな品種`ベビーハンズ'が来る
カジイチゴ
Rubus trifidus Thunb.
ルブス 
バラ科 キイチゴ属



・・・宿題
 
・・・・・・・
 
一駅手前で降りて歩き出す

2週間前からまた咲きすすんだ、見ごたえがある
サンカクアカシア
Acacia cultriformis A.Cunn. ex G.Don
マメ科 アカシア属
 


ナガバアカシアの優しい黄色
アカシア・フロリバンダ'、ナガバアカシアのホワイト・サローワトル’と思われます
 

ミツバハマゴウ の銅葉の園芸品種`プルプレア' シソ科
Vitex trifolia L. 'purprea’
ウィテクス
別名ニンジンボク・プルプレア
 
参考:①安藤敏夫・小笠原亮・長岡求,2007日本花名鑑④.アボック社:p.490
 
 

ギンヨウ(銀葉)アカシアの品種’プルプレア’
Acacia baileyana F.Muell. 'puruprea' 
アカシア ベイリアナ
若葉が紫色を帯びる
ギンヨウアカシアは常緑低木~小高木でオーストラリア南東部に分布する
参考:① JA尾張中央 植物図鑑 ②日本花名鑑④p.4
 


遠目でよくわからないけれど、センニンソウ属クレマチスの何かのよう
人様のお宅の花を見て歩くのは楽しいけどもどかしい
 


マロウだと思うけれど自身が無い
 


シモクレン、紫色の花弁6枚、細い薄茶色の3枚は苞だとおもう
 


シキミだと思う、以前大谷石の採石場へ行く途中のお寺で見て以来

シキミ樒
 


線路の橋を渡って、見事なボケに見とれて、ちょっと後もどり
 


商店街で、大きなツバキ、椿というよりカメリア
 


みごとなカナメモチ、レッドロビンだろうか、上手に選定して、新芽がそろって芽吹いている

カナメモチ(日本)、オオカナメモチ(中国)、両者の交配種セイヨウカナメモチ(ニュージーランドで交配・育種)、その品種の`レッドロビン'、同じく別の品種などを見分けられたら楽しいだろうなと思う
セイヨウカナメモチの西洋・・・ニュージーランドは西洋かな?
 
 
郵便局で用事を済ませてクリニックへ

210325 タンポポ・ムラサキケマン ほか

2021年03月25日 | 植物・園芸など
通院の為一駅歩いた
 
線路沿いの商店街の歩道、街路樹の株元
総苞がめくれてない在来のタンポポ
こんなところに? ジシバリじゃないよな、と思って隣を見たら

隣も手前も葉がロゼット状に広がっているのは、総苞がめくれている外来のセイヨウタンポポ
こんな近くにいて交雑しないのだろうか
そういえばいま、タンポポ事情はどうなっているのだろう
 
カントウタンポポ 別名センダイタンポポ
Taraxacum platycarpum Dahlst. var. platycarpum
セイヨウタンポポ 別名ショクヨウタンポポ
Taraxacum officinale Weber ex F.H.Wigg.
キク科 
 
参考: タンポポ外来種と在来種(動画・NHK for school) タンポポ調査 
 

もとは何だったんだろう、芽キャベツ? 盛大に菜の花を咲かせている
 


ヒヤシンスとムスカリを一緒に植えているお庭があった

どちらもキジカクシ科(旧ユリ科)、ムスカリ属とヒヤシンス属は近い属の園芸植物
 
 
月1回通るたび楽しみに見ているマンション前の植込み
夏はブッドレアなど木の花もあったけど、剪定されていた
前回、手入れをしているご婦人がいて、いつも楽しませていただいてますとお礼を言ったら
今年はマーガレットを入れて見たんですよ、いろいろ手をかけすぎていてだめなのかしら・・・ふふふっ と楽しそうでした

そのマーガレットです
 
モクシュンギク 別名マーガレット
Argyranthemum frutescens (L.) Sch.Bip.
アルギランテムム  フルテスケンス
キク科 マーガレット属
 
花言葉: 誠実、性格、真実の愛
和名は春菊に似ているから、深い切れ込みのある葉が特徴
カナリア諸島原産
明治時代に日本に白花が来た 
frutescensは「低木性の」和名は「春菊に似た木」から
耐塩性がある 近縁種との交配などで園芸品種が多い
参考: フィールドガイド園芸植物p. 62 日本花名鑑④p.29 静岡県東部花き流通センターマーガレット部会
 
 
受診にまだ間があるので郵便局へ
途中、保育園のフェンスに絡んでいたのは

シダの仲間、つる性のカニクサ 
巻きついている蔓は茎ではなく葉軸
地下茎から地上に出ている部分は全体で1枚の葉と考える
胞子が漢方薬になるとは知らなかった
 
カニクサ
Lygodium japonicum (Thunb.) Sw.
フサシダ科 カニクサ属
 
 
・・・・・
 
受診を終えて、公園の木々を見により、帰りも一駅歩いた

切り株に沢山のキノコ、サルノコシカケの仲間かしら・・・宿題

トチノキの幹にびっしりとコケ 
茶色のは胞子嚢かしら・・・宿題
 

ムラサキケマン 別名ヤブケマン
Corydalis incisa (Thunb.) Pers.
ケシ科(旧ケマン科)  キケマン属
ウスバシロチョウの食草 有毒
 
きょの中に蜜がある
 
 
玄関先にソテツ
中央が尖っている、この株は雄かしら、雌なら丸い
 
ソテツ蘇鉄
Cycas revoluta Thunb.
ソテツ科 ソテツ属
 
有毒だが、奄美・沖縄では毒抜きして食用にする(救荒植物)


切り花でよく見るフリージア
地植えしておられるのも時々見かける
 
フリージア 別名アサギスイセン,コアヤメズイセン
Freesia refracta (Jacq.) Ecklon ex Klatt
フリージア 
アヤメ科 フリージア属
 
Freesiaは19世紀のドイツ人のF.H.T.Freeseフレーゼを記念したもの
南アフリカ(ケープ)原産 フランスで改良が進んだ
生産は八丈島・沖永良部島
参考: フィールドガイド園芸植物p.35  日本花名鑑④p.176 八丈島フリージアまつり 大田花き
 

春だからか、そわそわ
冬芽は芽吹き、木の花も咲いて、冬から春の花卉もカラフル
ちょっと歩く間にたくさん写真を撮りすぎてしまう

あとから、検索したり図鑑を見たりして調べて書くのも楽しい
また歩いてみよう