帰宅した夫は
カクレクマノミパンツに かなり満足したようだった。
そのカッティングが 絶妙
らしい。
『収めるべきものが収まるべきところに 自然に収まる!!』と
興奮気味に私に報告する。
子供のころ穿いていた白いブリーフとは
似て非なる穿き心地!と絶賛
なのである。
あいにく私は<納めるべきもの>を持ち合わせていないので
ブラジャーに置き換えて考えてみた。
ワイヤー入りと ワイヤー無し
パット入りと パット無し
寄せて上げるタイプと キャミソールにひっついている簡易型
・・・・わかるような、わからないような。。。。
あいまいな微笑みを浮かべる私に
「ま」さんは『男にしかわからないだろうけど・・・』と前置きして
GAPのブリーフの優秀さを力説するのであった。
かつて夫が これ程までに 褒め称えたパンツがあっただろうか?
・・・・・
正直に言うと
私はそのパンツの善し悪しなどはどうでもよかった。
そして
そのカクレクマノミのような配色も
見慣れてしまえば 案外 嫌いでもなかった。
問題は 着用時の 「ま」さんの立ち姿である。
今までのどのパンツとも違って
<収めるべきもの>が<収まっている部分>が
なんだか妙に 垂れている。
垂れていて 目立つ・・・・。
どうしても 視線が行ってしまう。
裸でウロウロする「ま」さんを見る時とは 何かが決定的に違う。
何故か 見てしまうこっちがはずかしいのである。
つづく