ねぎやんのしま人のたわごとパ-ト2

視覚障碍者、ねっしーのあれこれ日記・・・

チャリネタ

2010-05-05 15:16:00 | ノンジャンル
ひまなんで・・・


ピナレロ2号について、ちょっと調べてみた。


我がピナレロ2号は、イタリアの新興パイプメーカー、

デダチャイ(DEDACCIA)のクロモリ、正確には「18MCDV6HT 」と言うパイプのエアロバージョン

通常のクロモリを薄くするために、もっと強度を上げた素材らしい。


パイプのグレードは「DYNALITE」ダイナライトですね。

アルミも出ていましたが、それは「ALLITE」アルライト・・・まんまですね。

で、このフレーム、コロンバスに対抗するべく、ピナレロのチームとドッキングして1996年あたりから、活発に活動していたようです。


私のフレームは、ゼッケンダボが付いており、おもいっきりエアロフレームなので、TTもしくはトライアスロン向けと思います。


90年代は、アルミが主流でした。


80年代はFRPでTTなんてやっていたような気がしますが、カーボンが出てくるまでは、クロモリが意外と使われていたように思います。


私のピナレロのフレームは、本当にペコポコに薄い鉄フレームです。


仮組した写真を。






ものすごーく薄っぺらい為に、壁に立てかけてもすぐに倒され、あっと言う間にフレームはボコボコに(涙)


ワイヤーの取り回しも、トップチューブがリアブレーキライン、ダウンチューブはFRディレーラーラインをインストール出来るようになっています。

これは、伊万里チャリでも相当高い物だけだと思います。


因みに、当時のフレーム価格は20万以上したようです。

レコードフルセットで4000USドル、当時のレートで50万以上ってことですか。


90年代のピナレロ最高峰だったようです。
のちにドグマなどに引き継がれたのですから。

すでにアンティーク?つーか、クラシックカーになりつつあるクロモリチャリですが、逆にこっちのほうが新しくさえ見えるほどに、洗練されてとてもすっきりしていたす。


最近腰がいてーし、もう一台、レコード仕様の初代ピナがあるので、なんども売却しようと思いましたが、倉庫から出すたびに、そのフレームの美しさに後ろ髪を引かれ、また戻してしまいます。


まっ、しばらくは眺めていましょう。