昨日、突然こんなニュースが飛び込んできました。
ギター少年だった人はご存じでしょう。
昭和の老舗、国産エレキギターの会社のひとつに
フェルナンデスがありました。
私はここの弦を当時愛用していました。
柔らかくて粘りが強く弾きやすかったので。
それと1.2弦が2本ずつ入っていたのもうれしかったです。
よく切れますからね。
この会社が、昨日7/13倒産(会社破産)してしまいました。
民事再生手続きではなく、裁判所による破産申し立てですので
もうこの会社は消えてしまうことになります。
とても残念です。
しかし、昨今の世相からして当然とも思いました。
一番は、国民を苦しめる消費税他直接税の増税,それによる景気低迷、
結果給料が上がらない=趣味に回すお金の減少で安い中古を買う人が増えてしまいました。
また、ネット時代になり、情報が安易に入るために
中古市場に骨董価値が付いてしまい
あえて新品を買う人が減ってしまったなどです。
時代ですね。
今から45年前の1979年7月12日、高校生の私はヤマハのSA1000と言うエレキを池袋のイケベ楽器で買いました。
前年の1978年7月15日は、水泳で館山寮に缶詰め?!になっていました。
1980年7月13日は、姉の同級生バンドの人たちと渋谷エピキュラスへ行ったこと、帰りにセンター街の飲み屋で騒いで最終電車で帰ってきました。
同年同月14日は、昭和ゴム工業所でアルバイトをすることになりました。
(ちょー暑くて大変!でも、終わって帰宅後、今は亡き母が、まだ高校生だった私に缶ビール飲みなと出してくれました。)
1981年の7月13日は、仕事で聖心女子大学の女の子ばっかの教室で、
一人寂しく空調のメンテをしていました。私も当時年頃の18歳、かわいい女の子の中で、汚い作業着を着て下を向いてt仕事をしていましたが、この時は本当に恥ずかしくて辛くて寂しかったです。
昨年までは毎日遊んでいられましたが、今は仕事で遊ぶ時間がないと嘆いていました。たった一年すぎただけなのに、去年と今年でこんなに違うなんてと、落ち込んでいたのを思い出します。
まさに人生の罰ゲームかと思いましたよね。
そんな過去ですが、それでも夏の始まり、今思うとそこにはちゃんと青春があったんだなあと思えるようになりました。
そんな私ももうすぐ62歳
色々ありましたね!
おまけ
1980年、今から44年前の当時、スタジオを借りていた平井のしまむら楽器さんからもらったシールをスキャンしましたので、ほんの少しご紹介