頑張った人が報われる社会

先日のオバマ大統領の就任演説に続いて、わがニッポンにおいても阿部首相が所信表明。


誇張された宣伝文句・・・といった最近の演説とは違って平易な言葉で現実味のあるコトバが、そこここに見られたような気がします。



特に、「頑張った人が報われる社会」と言う言葉。


ボクにとっては、「そう言えばそうだったなぁ」と思わせる言葉でした。


頑張ることが大好きな日本人。


もしかしたら、「おはよう」や「さようなら」よりも、この「頑張って」のあいさつのほうが多いかもしれないと思うほどによく使われています。


頑張ることが習慣づけられて、頑張ることが当たり前の社会。


３．１１の際も、「がんばっぺ」と福島地方の方言で表現されることもしばしば。


でも、被災した方の「これ以上ガンバレって、何頑張ればいいのよ」と言う、ため息交じりの声が今も耳に残っています。


そう、頑張ることはみんなしている。


いつだってみんなボクたちは頑張っているんです。


その頑張りが「報われる社会」を創りだしていく。


報酬を手にするために頑張っているわけじゃなくて、日本人はDNAの中に「ガンバル」がしみ込んでいる。


だから、言われなくても頑張るんだけれども、そのことが報われる・・・ボク流に言いかえれば「承認される」社会をつくることはものすごく大事なことのように思う。


皆さんも、きっと今日もガンバルはず。


社会は、その頑張りにすぐには応えてはくれないだろうけれども、少なくともあなたを大事に思っている人は、それを認めているはず。


そして、だれよりもまず、自分自身で自分を認めてあげたいものですね。


きょうも西高東低、冬晴れのいい一日になりそうです。


夜眠るときに、たっぷりと自分を認めてあげられる一日を創りだしていきましょう！