自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

世界が怒りに包まれている もうひとつ星野道夫の言葉

2012-09-21 18:45:53 | エッセイ
イスラムの怒り、中国の若者の怒り、ナショナリズムを標榜する者たちの怒り、正義を振りかざす者の怒り・・・・


新聞では、連日怒りに燃えた人々の報道が続いている。


日本の中でも、そして、身近な社会の中で、職場でも、家庭でも、いくらでも怒りの種はそこに在る。



怒りは、神が人間に与えた感情のひとつ。


人はなぜ、怒るのだろうか?


その怒りの陰に隠れているものは何か?


まるで火山のように、煮えたぎったエネルギーが、ある時に噴出するかのように、ボクたちの内側に怒りのエネルギーが常に存在しているのだろうか?



怒れば怒るほど、疲れてしまうことがある。



ものすごい怒りで体を壊してしまう人もいる。



明日の未来創造塾ゼミで、この「怒りを科学する」という試みをする。



そして、智恵と人間力を活かして「怒りのとき」に、ボクたちにできることは何か?を探していく。



昨日のエッセイに続いて、もうひとつ星野道夫の言葉を紹介します。


混沌として時代の中で人間が抱える様々な問題をつきつめてゆくと、

私たちはある無力感におそわれる。

それは正しいひとつの答えが見つからないからである。

が、こうも思うのだ。

正しい答えなど初めから存在しないのだと・・・・・・。

そう考えると少しホッとする。

正しい答えをださなくてもよいというのは、なぜかホッとするものだ。

しかし、正しい答えは見つからなくとも、その時代、その時代で、

よりよい方向を模索していゆく責任はあるのだ。

『ノーザンライツ』



今日と言う日を、どう過ごすのかはボクたちの自由。

でも、そこにある、あらゆる問題に関する答えを探す責任は、全人類に与えられた使命なのだと思う。

それが、また新しい明日を創る大切なエネルギーとなっていくのだと思うのです。


明日のゼミに集まる方は、一緒にその答えを探していきましょう。


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