自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

また来年、の重さ

2014-05-27 07:31:17 | ひとり言
人と別れるときに、それが一時的なものであっても、まあた逢う日までの時間の長さに対して、表現できないほどのたくさんの思いがある、いや、あった。


「また今度」


そういって、もう二度と会えなくなってしまった友や、大切な人がたくさんいる。


昨今の事情はどうだろうか。


もちろん、そういった状況もいくらでもありうるのだけれども、多くのケースで、すぐにでも連絡がつく。


ケイタイも、メールも、そしてSNSでも。


きのう、ミシェルさんを見送ってきた。


26日間にわたる日本の滞在。


「また来年!アイ ミス ユー」


といってハグしたものの、


「6月のスカイプでね」って笑顔でバスに乗り込んでいった。


キュンとなりかけた心は、あっという間に消えていく。


数日前に、「承認欲求」のことを書いたら、そのあとにも、それに関する事件がいくらでも起きてくる。


AKBの握手会での事件もそのひとつだろう。


人とのつながりの希薄さを、ニュースでは報道する。


人々は、ケイタイとSNSで「つながっている感」を味わっているだけで、本当のところどれだけその「つながり」を実感しているんだろうか。


「適度な人との距離感」が、時代とともに変わってきているのだろう。


ひざ詰めで話し合う、なんて、やっぱり一昔前の遺物なのだろうか。


でも、やっぱり便利なものは便利。


わざわざ国際電話の申し込みをしなくてもいいし、費用もかからずに電話ができて、おまけに、画像まで見ることができる。


だから、この便利さと引き換えに大切なものを失わないようにしなくてはならない。









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