自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

時間の流れが2分の一

2013-06-28 06:31:11 | ひとり言
2013年の前半期が終わろうとしている。


ことしも相変わらず、時間の流れが速い。


子どものころの夏休み。


強烈なセミの鳴き声を耳にしながら、何もする事がない時間を過ごしていたころが懐かしい。


仕事に出かけている母親、友だちの家に行くでもない、夏休みの宿題なんかまだずっと後回し、ただただ何にもする事がない一日。


今ボクは、そんな一日を過ごす自分が全く想像できない。


いや、もしかすると、多くの子どもたちも同じかもしれない。



テレビがある。


パソコンがある。


携帯電話があって、ゲーム機がある。


何もすることがないから、仕方なしに外に出てみるってことがない。


そういえば、昔は外に出れば、何かしら探検するところがあった。


空地は自由に入れたし、知らないうちに人の家の庭に紛れ込んだりもした。


あの頃は時間がたくさんあった。


そう、子どものころには実は時間なんか存在していなかった。


ずっと、「今」だった。


でも、大人のボクには、ちゃんと時間が存在していて、もうすぐ一年の半分が終わる。


大人の時間は、何を成し遂げたのかで計るとしたら、子どもの時間は、どれだけ感じているか。


シュタイナーの教育理論にある、身体(ライブ)と同様に実存している、ゼーレ(魂)とガイスト(精神)。


とくにこのゼーレの時間を味わこkとが、人間本来の喜びのような気がする。


時間が存在しなかった子供のころ、とまではいかないけれど、せめて2分の一の流れを意識できたらいいなぁ。


そうは言っても、やっぱり時間は存在していて、仕事も山のように存在している。


せめて、深い呼吸をしながら、ゼーレとつながってから今日を始めていこう。








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