安彦先生の講演。
先生の46年にわたる、精神病院内での造形教室の活動は、クエストのアートセラピーの原型である。
千桂子先生が3年にわたって、直接指導を受けた東京足立病院での造形教室は、型破りなもの。
77歳になる現在も、安彦先生は週2日足立病院、週2日平川病院、そしてもう一日は袋田病院と、毎日病院での造形教室を続けている。
「アートセラピーと言う言葉もまだなかった頃に、精神病者と絵と言葉で向き合ってきた」先生のアプローチは、病院と言う枠の中では反発が多かった。
病院から外へ連れ出してスケッチをしに行ったり、院内のいたるところに画材や絵画がおいてあったり、薬くさい病院が油絵具くさい場所になってしまったり。
「治療っていうのはね、本来機械をなおすようなものじゃない。その人全体と向き合っていく事なんですよ」
おだやかで、朴訥とした語りの中に、病者と共に生きてきた不屈の精神を感じる。
平川病院での活動は「破片のきらめき 心の杖として鏡として」と言うドキュメンタリー映画になっている。
何年か前に、試写会に伺ったのだけれど、この映画はその後フランスで大きな賞も獲得したようだ。
病院と社会を区別することなく、いかに社会が病者とかかわりあっていく事が大事なのか。
昨日の講演は、ボクたちにまた大きな刺激を与えてくれました。
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先生の46年にわたる、精神病院内での造形教室の活動は、クエストのアートセラピーの原型である。
千桂子先生が3年にわたって、直接指導を受けた東京足立病院での造形教室は、型破りなもの。
77歳になる現在も、安彦先生は週2日足立病院、週2日平川病院、そしてもう一日は袋田病院と、毎日病院での造形教室を続けている。
「アートセラピーと言う言葉もまだなかった頃に、精神病者と絵と言葉で向き合ってきた」先生のアプローチは、病院と言う枠の中では反発が多かった。
病院から外へ連れ出してスケッチをしに行ったり、院内のいたるところに画材や絵画がおいてあったり、薬くさい病院が油絵具くさい場所になってしまったり。
「治療っていうのはね、本来機械をなおすようなものじゃない。その人全体と向き合っていく事なんですよ」
おだやかで、朴訥とした語りの中に、病者と共に生きてきた不屈の精神を感じる。
平川病院での活動は「破片のきらめき 心の杖として鏡として」と言うドキュメンタリー映画になっている。
何年か前に、試写会に伺ったのだけれど、この映画はその後フランスで大きな賞も獲得したようだ。
病院と社会を区別することなく、いかに社会が病者とかかわりあっていく事が大事なのか。
昨日の講演は、ボクたちにまた大きな刺激を与えてくれました。
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