ボクがまだ40代のころ、企業向けの研修をやっていたことがある。
ある中堅の住宅資材の会社。
全国に支店があり、その支店長さんや、幹部クラスの方々に向けて営業研修。
ちょうど、長野オリンピックの前年から約2年くらい。
その研修の窓口となってくれていたMAさん。
時折、「先生、飲みましょう」と声をかけてもらいます。
1997年頃ですから、もう20年も前のことなのに、いまだに忘れずにいてくれる。
「忘れられませんよ、あの研修で一番学んだのは私ですから」と、MAさん。
10回以上の研修に毎回参加したわけですから、確かに一番学んだのかもしれません。
「あの研修があったからこその自分」と、何度も口にされます。
あのころはバブル後半期でしたから、まだまだ世の中はイケイケGOGO。
研修も、そんな具合で結構厳しめの合宿形式の研修でした。
先日、2年ぶりの再会。
神楽坂で(黒塗りの車が何台も行き交っておりました)一杯。
いや、一杯どころか、6時から延々と飲み続け、話し続け、ふと気づいてみると、10時半。
ボクよりも5つ年上のMAさんは、若々しく輝いておりました。
「先生、今年は仕事をお願いしまするかもしれません」
ありがたいお話です。
企業向け研修でありながら、売り上げのことではなく、「自分について学ぶ」研修。
「自分とは誰か?」
「なぜその仕事をしているのか?」
「仕事をして、いったいどんな自分を実現しようとしているのか?」
当時の参加者の多くが、会社の研修と言われながら、自分と向き合う研修に戸惑いながらも、最後は涙ながらにしみじみと語る。
自分のこと、家族のこと、そして夢のある未来のこと。
「あの研修で、先生の強烈なインパクトで、自分が大事だってことを痛感しましたよ」
その後、MAさんは代表取締役を5年間務め、財界のトップクラスにまで肩を並べた。
現在は、住宅や建築関係のコンサルタントとして活躍しています。
「自分が源」
ボクの自己分析のクラスの大事なテーマです。
もうかれこれ30年近く、大事なメッセージをかわらずに伝え続けている。
いつの時代にも通じる、普遍的なテーマと言えるだろう。
もうすぐ、春からの講座が始まります。

ある中堅の住宅資材の会社。
全国に支店があり、その支店長さんや、幹部クラスの方々に向けて営業研修。
ちょうど、長野オリンピックの前年から約2年くらい。
その研修の窓口となってくれていたMAさん。
時折、「先生、飲みましょう」と声をかけてもらいます。
1997年頃ですから、もう20年も前のことなのに、いまだに忘れずにいてくれる。
「忘れられませんよ、あの研修で一番学んだのは私ですから」と、MAさん。
10回以上の研修に毎回参加したわけですから、確かに一番学んだのかもしれません。
「あの研修があったからこその自分」と、何度も口にされます。
あのころはバブル後半期でしたから、まだまだ世の中はイケイケGOGO。
研修も、そんな具合で結構厳しめの合宿形式の研修でした。
先日、2年ぶりの再会。
神楽坂で(黒塗りの車が何台も行き交っておりました)一杯。
いや、一杯どころか、6時から延々と飲み続け、話し続け、ふと気づいてみると、10時半。
ボクよりも5つ年上のMAさんは、若々しく輝いておりました。
「先生、今年は仕事をお願いしまするかもしれません」
ありがたいお話です。
企業向け研修でありながら、売り上げのことではなく、「自分について学ぶ」研修。
「自分とは誰か?」
「なぜその仕事をしているのか?」
「仕事をして、いったいどんな自分を実現しようとしているのか?」
当時の参加者の多くが、会社の研修と言われながら、自分と向き合う研修に戸惑いながらも、最後は涙ながらにしみじみと語る。
自分のこと、家族のこと、そして夢のある未来のこと。
「あの研修で、先生の強烈なインパクトで、自分が大事だってことを痛感しましたよ」
その後、MAさんは代表取締役を5年間務め、財界のトップクラスにまで肩を並べた。
現在は、住宅や建築関係のコンサルタントとして活躍しています。
「自分が源」
ボクの自己分析のクラスの大事なテーマです。
もうかれこれ30年近く、大事なメッセージをかわらずに伝え続けている。
いつの時代にも通じる、普遍的なテーマと言えるだろう。
もうすぐ、春からの講座が始まります。

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