自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

ワクワクする冒険譚

2014-01-17 07:21:59 | ひとり言
2014年1月の「私の履歴書」は、小澤征爾さん。



日経新聞の、連載エッセイのことである。



世界の小澤、ですから、おそらくそれぞれにいろんな思い出や感動があると思う。


ボクは、それほどの音楽好きと言うわけでもないけれど、いっとき、オペラやミュージカルにはまっていたことがある。


もうずいぶん前だけれども、「小沢征爾がオペラを振る」という事で、どこぞの劇場に観に行ったことがある。


演目も何もかもすっかり忘れてしまったのだけれども、感激したことだけはよく覚えている。



そもそもボクは、『ボクの音楽武者修行』と言う本を読んで、小澤征爾と言う人を知った。


24歳で、日本を飛び出すのだけれど、スクーターに乗って、船で出発するのである。


スクーター、ですよ。


驚きです。


どれほどの計画があったのかわからないけれど、行く先々でタクトを振り続け、「世界の小澤」にたどり着くのである。


ボクの友人に、大学時代に、バイクで九州一周旅行をしたやつがいる。


持っていたのが、中学校の社会の時間で使う日本地図。


あの、固い表紙の地図である。


冒険に繰り出す人物は、やはりどこか枠を超えているというか、常識を持たない強さがあるような気がする。


友人は、「世界」の冠はつかなかったけれど、彼の話を聴くときのワクワク感は忘れられない。


ボク自身の人生に、どれほどの冒険があったのかと言うと、、、、、、


うーん、枠を超えられないジレンマの記憶はいくらでもありそうだ。


「私の履歴書」は、ようやくレナード・バーンスタインのニューヨークフィルの副指揮者になったあたり。


31日までじゃ、とても終わりそうにないけれど、毎朝楽しみに読んでいる。



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