自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

「心の病検査」を義務化、と言う新聞記事

2014-01-22 06:04:45 | 舞台
1月14に書いたブログ「カラダの点検日」に、



「おもしろそう」とか、


「行ってみたい」とか、


いろんな人からの反響がありました。



心を点検する、なんていう事が誰でも簡単にできるようになればと言う思いだったんだけれども、今朝の日経新聞に



「心の病検査」を義務化


なんていう記事が載っていた。



朝日新聞には見当たらなかったので、そんなにメジャーなニュースではなかったのかもしれないけれど。


記事によると、



メンタルヘルス対策として、全従業員に年一回、医師か保健師による「心の病」のチェックを実施する、というもの。


方法としては、


「何をするのも面倒だ」など疲労や憂鬱感など10項目程度の質問票を出す、とのこと。



そして、状況次第では医師による面接指導を実施し措置を講じる、、、、、、、



ん?


そういうこと?



質問票で、チェックして、医師がそれをどう判断するのか、何とも適当と言うかあいまいと言うか。



心っていうものは、質問票で判断できるような代物ではないし、たとえ、何項目かにチェックが入っていたから、



「ハイあなたは、医師のチェックを受けてください」なんて言われたら、、、、、



気分は、日々変化するし、共通の基準で判断できるものでもない。



判断する医師の側だって人間ですからね。



いたずらに、「心の病です」なんて言う診断をされても困ります。



そういう事じゃなくて、誰かの主観でチェックするのではなく、心の予防教育と言うか、自らが意志を持って自分お心に向き合うための「何か」・・・・



見えない心の問題に取り組むのは、やはり個人個人の意識次第だし、そういったことが自然に行われるような「文化」や「習慣」を作り出していかなければならない。



日野原先生が、「人間ドック」を始めて今では多くの社会人にとって当たり前の習慣になっているように、「心ドック」も夢ではない。



アートセラピーは、間違いなくこの分野で貢献できるはず。



この記事にあるこの程度の「義務化」は、その一歩としては、致し方ないことなのだろうか。



とは言っても、これあくまでも、「労働安全衛生法の改正案」という事だから、今後どうなっていくのかはわかりませんが。







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