自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

袈裟山 千光寺でのスタッフ研修-③

2010-11-12 10:46:07 | スタッフ旅行
スピリチュアルと言う言葉は、美輪さんや江原さんがテレビの番組に登場する事で、世間一般に広がりました。


でも、その解釈は、いまだに「学問的」ではないような気がします。



大圓さんは、このスピリチュアルケアと言うジャンルを、高野山大学の教授をしていたころに、学問として学生に提供していました。
文部科学省も、大学で行う講座として認証したと大圓さんはおっしゃっていました。

何年か前のWHO(世界保健機構)の憲章に

「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たさされた状態にあることをいいます。」


という文章に、あらたにスピリチュアルな側面も含めることが提唱されたのだそうです。


肉体も、精神も、社会性も、どれも「目には見えない大切なもの」を抜きには語れないということです。





初日のあるプログラムで、「自分の命」について、2人ひと組で実習を行いました。



ボクたちは総勢11名。



ボクは大圓さんと組むことになりました。



パートナーがもう一人のパートナーの手を取りながら話を聞くのですが、その実習中、大圓さんはボクの手をずっと握っていてくださいました。




その暖かさと、ボクに問いかけてくれる声の響きは、ボクの心を優しく開かせてくれました。
気づくと、ボクは涙であふれていました。



しばらく、泣いていなかったなぁと、どこかで冷静な自分を感じながらも、一人涙しながら大圓さんにボク自身について、たくさんたくさん話を聞いてもらいました。


約40分ほどの事だったようなのですが、ボクにとってはあっという間の時間でした。





夕飯は、大圓さんの奥様がこしらえてくれた、肉や魚の無いお寺の心づくし。



愛と祈りのこもった食事に、身も心も満たされた一日でした。

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