自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

鏡に映る世界

2012-12-05 06:49:50 | ひとり言
オフィスのある目黒川沿いには、桜並木があります。


春には満開ですが、今はほとんどの葉が落ちている状態です。


桜は、葉を落とした時期に次の花を咲かせる準備を始めると聞いたことがあります。


という事は、この冬の季節の中にもう春が潜んでいるということ。



隣にはマンションがあり、その入り口の前には、雨になると大きな水たまりができます。


雨の後に、子どもがじゃぶじゃぶとその水たまりに入り、お母さんが困っている様子を何度も見たことがあります。



マンションと並木のせいで光の加減が絶妙で、その水たまりに映る世界を見るのが、ボクは大好きです。



昨日オフィスから外出する時に、思わず見とれてしまいました。





この水たまりに映る世界が、実は本当に存在していて、その世界に特別な仕掛けを見つければ行けるのかもしれない。


でも、少しでもこの水たまりを揺らしてしまっては出入りができなくなってしまう。


そっと、そーっと。


どんな世界があるのだろうか。


そこにはもう一人のボクがいるのだろうか。


いるとしたら、どんな生活を送っているんだろうか。


もしかしたら、この世界の影を創りだしている世界なのかもしれない。


という事は、映し出されている世界では、ボクは何をしているんだろう。


ボクの頭の中は、次々とファンタジーの世界が広がっていく。


目黒の駅まで歩く途中ずっとそんなイメージを楽しんでいました。


我に返って、ふと、子どものような自分に笑ってしまいます。


でも、こういう時って、心が温まっているんですよね。





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