目黒には、オイシイうどん屋さんがあります。
テレビでも何度か取り上げられている「こんぴら茶屋」と言う手打ちうどんのお店です。
カレーうどんが有名。
店内はとても狭く、相席は当たり前で、外に列をなして並ぶこともしばしば。
ある昼時のこと。
ボクは一人で少し遅めのランチを、と思い、うどんを食べるのにいい季節だと思いながら、店内へ。
4人席が一つ空いていて、ボクはその席へ案内されました。
ボクは、牛カレーうどんと、小ライス。
ボクは本を読みながら待っていると、ほどなく隣にカップルが挨拶もなく座ります。
女性が、「カレーうどんとライス」
男性が、「たぬきうどん」
そして始めたのが、何と離婚相談。
男性が、週末だけ少し離れている家に帰って月曜日にまた東京へと言う生活。
奥さんに離婚を切り出されている。
ボクは、本を読みながらも、完全に耳ダンボ。
女性は、その離婚相談に乗ってあげている人。
カウンセラーではなさそうです、だって、次から次へ質問攻撃でしたから。
年の頃なら40代の男性が、30代と思しき女性に相談してる。
これ自体は何の問題もないのです。
でも、場所が、うどん屋です。
おまけに狭いテーブルに相席で座っているボクがいるんです。
何度も、「おいおい、うどん屋ではなすことじゃないだろっ」と、突っ込みを入れたくなったのですが、カレーうどんを口に入れて飲みこんでいました。
「ボクどうしたらいいでしょうねぇ」と、甘えたことを言っている男性。
ところが、話は次第に深刻になっていって、彼は今、心療内科に通っていて、薬を処方してもらっているとか、カウンセリングを月に2回受けているとか・・・・。
他にも違うカウンセリンラーの元へ2回。
そして、彼は、「今のボクは空っぽです。生きていても仕方がない。会社のビルの屋上に行くと何度も死にたくなる」と話しながら、うどんをバクバク食べているんです。
「死んだって何にもならないでしょ。」とカレーうどんをぱくつきながら何度も繰り返す女性に対して、
「生きている意味がないんですよ」と、うどんのつゆをすすりながら繰り返し答える男性。
詳しい事情はわかりませんが、悩みの事柄は同じでも、その悩みの質や表現の仕方が時代とともに変化してきているような気がします。
あまりにも、かるーく話していたので、笑い話か、と思うほどでしたが、人の心の悩みは計りしれません。
河合隼雄先生の著作に、「笑いながら死にたいと言って、カウンセリングを終えたクライアントが、本当に翌日に死んでしまった」と言ったような話がありました。
できれば、うどん屋じゃなくて、クエストのスタジオに来て、クレヨン握りながら涙して話をしたら、きっと心が軽くなるのに・・・・
彼が、意欲を取り戻して人生を生きていくことを祈りつつボクは店を出てきました。
確かに、カレーうどんを食べては来たのだけれども、ココロ苦い昼休みでした。
このブログを呼んでいる人の中に、どうしようもない悩みを抱えている人もいるのかもしれません。
絵を描いてみてください。
いたずら描きでいいから。
そして、何も考えずに色や感触を楽しんでください。
絵には力があるんです。
芸術的な表現ではなく、心の表現は、ボクたちを苦しみから救いだしてくれるんです。
アートセラピーを一人でも多くの人に、体験してもらいたい。
素直なボクの気持ちです。
あしたは、アート+カフェ IN 自由が丘
まだ空いている時間帯もあるようです。
心の隙間を、暖かい色で包んであげられたらいいですよね。
テレビでも何度か取り上げられている「こんぴら茶屋」と言う手打ちうどんのお店です。
カレーうどんが有名。
店内はとても狭く、相席は当たり前で、外に列をなして並ぶこともしばしば。
ある昼時のこと。
ボクは一人で少し遅めのランチを、と思い、うどんを食べるのにいい季節だと思いながら、店内へ。
4人席が一つ空いていて、ボクはその席へ案内されました。
ボクは、牛カレーうどんと、小ライス。
ボクは本を読みながら待っていると、ほどなく隣にカップルが挨拶もなく座ります。
女性が、「カレーうどんとライス」
男性が、「たぬきうどん」
そして始めたのが、何と離婚相談。
男性が、週末だけ少し離れている家に帰って月曜日にまた東京へと言う生活。
奥さんに離婚を切り出されている。
ボクは、本を読みながらも、完全に耳ダンボ。
女性は、その離婚相談に乗ってあげている人。
カウンセラーではなさそうです、だって、次から次へ質問攻撃でしたから。
年の頃なら40代の男性が、30代と思しき女性に相談してる。
これ自体は何の問題もないのです。
でも、場所が、うどん屋です。
おまけに狭いテーブルに相席で座っているボクがいるんです。
何度も、「おいおい、うどん屋ではなすことじゃないだろっ」と、突っ込みを入れたくなったのですが、カレーうどんを口に入れて飲みこんでいました。
「ボクどうしたらいいでしょうねぇ」と、甘えたことを言っている男性。
ところが、話は次第に深刻になっていって、彼は今、心療内科に通っていて、薬を処方してもらっているとか、カウンセリングを月に2回受けているとか・・・・。
他にも違うカウンセリンラーの元へ2回。
そして、彼は、「今のボクは空っぽです。生きていても仕方がない。会社のビルの屋上に行くと何度も死にたくなる」と話しながら、うどんをバクバク食べているんです。
「死んだって何にもならないでしょ。」とカレーうどんをぱくつきながら何度も繰り返す女性に対して、
「生きている意味がないんですよ」と、うどんのつゆをすすりながら繰り返し答える男性。
詳しい事情はわかりませんが、悩みの事柄は同じでも、その悩みの質や表現の仕方が時代とともに変化してきているような気がします。
あまりにも、かるーく話していたので、笑い話か、と思うほどでしたが、人の心の悩みは計りしれません。
河合隼雄先生の著作に、「笑いながら死にたいと言って、カウンセリングを終えたクライアントが、本当に翌日に死んでしまった」と言ったような話がありました。
できれば、うどん屋じゃなくて、クエストのスタジオに来て、クレヨン握りながら涙して話をしたら、きっと心が軽くなるのに・・・・
彼が、意欲を取り戻して人生を生きていくことを祈りつつボクは店を出てきました。
確かに、カレーうどんを食べては来たのだけれども、ココロ苦い昼休みでした。
このブログを呼んでいる人の中に、どうしようもない悩みを抱えている人もいるのかもしれません。
絵を描いてみてください。
いたずら描きでいいから。
そして、何も考えずに色や感触を楽しんでください。
絵には力があるんです。
芸術的な表現ではなく、心の表現は、ボクたちを苦しみから救いだしてくれるんです。
アートセラピーを一人でも多くの人に、体験してもらいたい。
素直なボクの気持ちです。
あしたは、アート+カフェ IN 自由が丘
まだ空いている時間帯もあるようです。
心の隙間を、暖かい色で包んであげられたらいいですよね。
生きて行くことを見失っていることが心配ですね
何でもいいから見つかるといいのですが
カレーうどん好きなので今度学校に行く時はたべにいって見ます~
美味しいですよ、本当に。
ボクは、小ライスを注文して、最後にカレーうどんの汁の中に放り込んで、カレーライスにして食べています。
暖かい食べ物は心を満たしてくれますね。
「死にたい気持ち」も、心を満たすことができれば、生きる意欲につながるんですよね。