集中セッションの二日目。
毎回、この二日目は多くの感動を得ることが多い。
ユングが言う、ペルソナをテーマにした一日。
ボクたちは社会の中で、それにふさわしい自分を形作ります。
素振りだったり、言動だったり、社会と自分をスムースに関連付けるためにそれなりのペルソナをつけるわけです。
でも、そのペルソナはいくつもあって、そんな毎日を生きていくうちに、本当の自分が誰なのかが分からなくなってしまうことがあります。
もちろん、その表現の様子でその人らしさが出てくるのだけれど、当の本人が自分のことが見えなくなってしまうのです。
本来の自分自身を取り戻し、そのペルソナの下に隠れている輝きを体験する一日が、この二日目の体験です。
暗闇の中で、気配を感じながら生きる窮屈さから解放されたときの、その人の笑顔が素敵です。
もう10年位前になると思いますが、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と言う、『目で見えない展覧会』に行ったことがあります。
あまりの衝撃に、その後開催されるたびに数回足を運んだのを覚えています。
真っ暗で、何も見えない会場を、視覚障がいを持った方に案内されて歩きます。
闇の中を歩いていると、藁の香りがしてきたり、せせらぎが聞こえてきたり…
一時間ほど歩いて、CAFEで一休み。
ワインのサービスがあって、フルートの生演奏があって・・・・
すべてが暗闇の中で行われ、見知らぬ人と5~6人で歩いているのに、知らないうちに打ち解けて話をしたり、手を差し伸べていたり…・
光の世界に戻った時には誰もが安ど感とともに、自然に笑顔で満ち溢れていたのを覚えています。
先日、このダイアログ・イン・ザ・ダークのタイトルのTV番組があったので録画をしておきました。
今では、渋谷に常設会場ができているようです。
価値観が一転します。
視覚認知の研究をしている大学の教授が、「予想もしていなかった体験」と話していました。
アテンドと呼ばれる、案内役の視覚障がいを持った方々がいます。
その中に、数年前にバイクの事故で視力を失ってしまった男性が、そのデビューの日のための特訓をしていました。
ワイングラスに均等にそそぐ、グラスをテーブルまで運ぶ、それも時間をかけずに・・・・
彼は、目が見えていた人なので、「一軍のなかに間違えて入ってしまった草野球選手」と自分を評していました。
見えなくなった時様子を語る彼の言葉が印象的でした。
「真っ暗で、前に何もないことがわかっていても、一歩も踏み出せなかった。
でも、闇の向こうに、何かがあるとわかるから、一歩を踏み出せる」と・・・。
さて、今日は集中の最終日。
自分の未来に希望を持つ・・・・そんなビジョンの一日を体験してきます。
きょうは晴れそうだ!!
毎回、この二日目は多くの感動を得ることが多い。
ユングが言う、ペルソナをテーマにした一日。
ボクたちは社会の中で、それにふさわしい自分を形作ります。
素振りだったり、言動だったり、社会と自分をスムースに関連付けるためにそれなりのペルソナをつけるわけです。
でも、そのペルソナはいくつもあって、そんな毎日を生きていくうちに、本当の自分が誰なのかが分からなくなってしまうことがあります。
もちろん、その表現の様子でその人らしさが出てくるのだけれど、当の本人が自分のことが見えなくなってしまうのです。
本来の自分自身を取り戻し、そのペルソナの下に隠れている輝きを体験する一日が、この二日目の体験です。
暗闇の中で、気配を感じながら生きる窮屈さから解放されたときの、その人の笑顔が素敵です。
もう10年位前になると思いますが、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と言う、『目で見えない展覧会』に行ったことがあります。
あまりの衝撃に、その後開催されるたびに数回足を運んだのを覚えています。
真っ暗で、何も見えない会場を、視覚障がいを持った方に案内されて歩きます。
闇の中を歩いていると、藁の香りがしてきたり、せせらぎが聞こえてきたり…
一時間ほど歩いて、CAFEで一休み。
ワインのサービスがあって、フルートの生演奏があって・・・・
すべてが暗闇の中で行われ、見知らぬ人と5~6人で歩いているのに、知らないうちに打ち解けて話をしたり、手を差し伸べていたり…・
光の世界に戻った時には誰もが安ど感とともに、自然に笑顔で満ち溢れていたのを覚えています。
先日、このダイアログ・イン・ザ・ダークのタイトルのTV番組があったので録画をしておきました。
今では、渋谷に常設会場ができているようです。
価値観が一転します。
視覚認知の研究をしている大学の教授が、「予想もしていなかった体験」と話していました。
アテンドと呼ばれる、案内役の視覚障がいを持った方々がいます。
その中に、数年前にバイクの事故で視力を失ってしまった男性が、そのデビューの日のための特訓をしていました。
ワイングラスに均等にそそぐ、グラスをテーブルまで運ぶ、それも時間をかけずに・・・・
彼は、目が見えていた人なので、「一軍のなかに間違えて入ってしまった草野球選手」と自分を評していました。
見えなくなった時様子を語る彼の言葉が印象的でした。
「真っ暗で、前に何もないことがわかっていても、一歩も踏み出せなかった。
でも、闇の向こうに、何かがあるとわかるから、一歩を踏み出せる」と・・・。
さて、今日は集中の最終日。
自分の未来に希望を持つ・・・・そんなビジョンの一日を体験してきます。
きょうは晴れそうだ!!
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