いよいよ出発という時になって、コトハがまた泣いています。
すぐそばで、同じグループの3年生まりあが泣いています。
初参加でも、まりあはひょうひょうと実習をやり遂げてきました。
でも、泣いています。
泣いているのは、意外でしたが、いつも気づくとまりあは親指をしゃぶっています。
やはり、まりあなりに頑張ってきていたんでしょう。
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自転車に乗ってサイクリング・・・・という、簡単なものではないことを、初参加のまりあは、ひしひしと感じたんだと思います。
中村さんの奥さんが、二人に
「頑張って走るんだよ!」
と励ましてくれています。
泣きながら・・・・でも、二人は、ちゃんとスタートしました。
このグループのリーダーはまりえ。
あとは、ケンイチロウとカズホ。
初参加の中学1年生のミツキ。
マリエしかこのグループを引っ張れなかったかもしれません。
ミツキは、初参加ながら、マリエをしっかりサポートしてくれていました。
5つのグループに、ありったけのサポートをつけます。
安全であることを第一に、ゆっくりと下りていきます。
とにかくサポーターは、でかい声で叫び続けます。
「ブレーキーーーー!イチ・ニィ・サン!今度は、はなしてぇ――――!!イチ・ニィ・サン!」
この繰り返しです。
約3㎞ほどの急坂を、この調子で行きます。
最終組でスタートしたボクは、坂の途中で止まっているグループを発見しました。
みすずのグループです。
かたまりの中心にいるのは・・・・キキです。
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声を上げずに、唇をかみしめながら泣いています。
大粒の涙がほほを流れています。
「どうした?」
ボクは小さな声でイントラに聞きます。
「坂が怖いらしくて・・・・、でも、大丈夫です、キキはやります」
グループが一つになって、励ましたり、慰めたりしています。
このグロースが始まったころは、1年生がこの坂を下りるなんてありえない事でした。
そもそもブレーキに手が届かない子どもばかりでしたから。
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それでも・・・・、キキはまたチャレンジし続けます。
スタートしました。
怖い自分をチャレンジして乗り越えていく姿に感動です。
本当にすごい!
子どもたちの、この一瞬の決断が自分の新しい道を開いていきます。
すぐそばで、同じグループの3年生まりあが泣いています。
初参加でも、まりあはひょうひょうと実習をやり遂げてきました。
でも、泣いています。
泣いているのは、意外でしたが、いつも気づくとまりあは親指をしゃぶっています。
やはり、まりあなりに頑張ってきていたんでしょう。
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自転車に乗ってサイクリング・・・・という、簡単なものではないことを、初参加のまりあは、ひしひしと感じたんだと思います。
中村さんの奥さんが、二人に
「頑張って走るんだよ!」
と励ましてくれています。
泣きながら・・・・でも、二人は、ちゃんとスタートしました。
このグループのリーダーはまりえ。
あとは、ケンイチロウとカズホ。
初参加の中学1年生のミツキ。
マリエしかこのグループを引っ張れなかったかもしれません。
ミツキは、初参加ながら、マリエをしっかりサポートしてくれていました。
5つのグループに、ありったけのサポートをつけます。
安全であることを第一に、ゆっくりと下りていきます。
とにかくサポーターは、でかい声で叫び続けます。
「ブレーキーーーー!イチ・ニィ・サン!今度は、はなしてぇ――――!!イチ・ニィ・サン!」
この繰り返しです。
約3㎞ほどの急坂を、この調子で行きます。
最終組でスタートしたボクは、坂の途中で止まっているグループを発見しました。
みすずのグループです。
かたまりの中心にいるのは・・・・キキです。
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声を上げずに、唇をかみしめながら泣いています。
大粒の涙がほほを流れています。
「どうした?」
ボクは小さな声でイントラに聞きます。
「坂が怖いらしくて・・・・、でも、大丈夫です、キキはやります」
グループが一つになって、励ましたり、慰めたりしています。
このグロースが始まったころは、1年生がこの坂を下りるなんてありえない事でした。
そもそもブレーキに手が届かない子どもばかりでしたから。
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それでも・・・・、キキはまたチャレンジし続けます。
スタートしました。
怖い自分をチャレンジして乗り越えていく姿に感動です。
本当にすごい!
子どもたちの、この一瞬の決断が自分の新しい道を開いていきます。
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