5分間の新しい日課

グロースが始まると、4泊5日の本番の事ばかりが注目されますが、実はもう一つ「5分間チャレンジ」があります。


これは、先日のセットアップの日から、9月のフォローアップの日まで、


「自分の成長につながる新しい習慣」を、一日5分間取り入れること。


今回の子どもたちもストレッチしたり、筋トレ系だったり、読書やイラストなど、チャレンジはまちまちですが、どんなことでもOK。


もちろん、保護者やボクたちスタッフも、何かしらの5分間を決めます。


この「新しい習慣」を、日常に取り入れるのは、たとえそれがわずか5分でもなかなか困難を伴うものです。


よほど、意識をしておかないと、気づいてみたら夜中の12時を回っていたなんてことは今までにもしょっちゅうありました。


64日間のパーフェクトを目指すのですが、達成するのはいつも参加者の1割以下。


かくいうボク自身も、今までに２－３回しかパーフェクトの経験はありません。


今回もボクは、筋トレ系。


夏のグロースはもちろん、今年は丹沢での渓流のぼりもあるし、できれば富士登山も再チャレンジしたい。


自分のカラダをしっかりと作っておきたいのです。


古代ローマ時代の詩人ユウェリナスの詩の一部に


「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」という一文がある。


耳なじみのあるコトバだけれど、結構誤解されている。


この言葉をそのまま解釈すると、五体満足なカラダを持っていないと精神は健康を保てないことになってしまいます。


「ユウェリナスの十番目の詩」を読めばその解釈の間違いがわかるのですが、そもそもカラダは、何によって動かされているのかと言うと、神経系統であり、その神経系統の中枢（神経）は脳髄につながっている。


一般に心があると言われている脳髄が、カラダを支配しているわけなのです。


という事は、身体を鍛えるという事は、その体を支えている心を鍛えなければならないわけで、この５分間チャレンジは、それをやり続けることで、ボクたち一人ひとりの「心を鍛え」ているのと同じことなのです。


それをやり続けることで、新しいどんな自分に出会えるのか・・・・ボクなりに９月の自分に出会えるのが楽しみな毎日です。


なんて言っていて、うっかり忘れないように気をつけなければ。


本番はもう間近です。