自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

ものがたりのセッション(グロースはちょっとお休み)

2012-08-13 04:25:04 | ボクのクラス
ボクが、こよなく愛する「物語セッション」



自分が大好きだった、幼いころに読んだ物語を持ち寄って、そのお話から「生きるヒント」を見出していく。



かれこれ15年やってきて、いったい何百の物語に触れてきたんだろうか?



人気のあるのは、女性が多いせいもあるだろうけどやっぱりアンデルセン。



にんぎょ姫だったり、マッチ売りの少女だったり。



それでも、毎回新しい物語に触れることができる。



今回も、楽しく、かわいらしい絵本に出会うことができました。







このセッションは、受講生にとっても大変人気のある講座で、大切なメッセージを卒業後何年も心にとどめている人も多いようだ。


ボクの心に残っているのは、「バンビ」



ただ、ボクは読み聞かせをしてもらった記憶はないし、母親に確認しても、「読み聞かせをした覚えはない」とはっきり言われている。



ボクの記憶は、父親と母親と3人で言った、ディズニー映画の「バンビ」




映像の美しさ、物語のかわいらしさを今でもはっきりと覚えています。



この物語セッションを思いついたときに、バンビのお話を書籍で読もうとしたけれど、本屋にあるのはディズニーの絵本ばかり。



あきらめかけた時に、図書館で見つけたのが、『バンビ  森の、ある一生の物語』フェーリクス・ザルテン、でした。




これを読んだのは16年ほど前だからそんな昔ではありません。



今でもその時の興奮と感動を忘れられない。



だって、「自分のこと」が書いてあるんですから。




母親と二人だけで暮らしていること。


臆病でよわっちいこと。


そして時折、本当に時折、偉大な父親が現れること。


バンビとボクはそっくりだったのです。


バンビに自分自身を重ねてみるとで、いろいろな発見や気づきがありました。


自分を認めることができたし、癒しにもなった。


でも、バンビと自分がとても似てはいるけれど、ひとつだけ、たった一つだけバンビとボクの違うところを見つけたのです。


やがて、バンビは森の王様になるのですが、その自分との違いについて、何度も読み返したものでした。


そんなきっかけで生まれたこのセッション。



今回も、感動と多くの気づきにあふれていたセッションでした。




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