自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

『パラダイスゆき9番バス』レオ・バスカリア

2007-11-02 12:14:02 | 絵本
レオ・バスカリアって知ってますか?
ボクは20年ほど前に彼の存在を知りました。
『自分らしさを愛せますか?』と言う著作が、ボクが最初に出会った本でした。



なんとなく、いつも本棚にあり、本棚を掃除するたびに、何ページがぱらぱらとめくります。

レオバスカリアは、カリフォルニアの大学で、世界で始めて「愛」と言う講座を持った存在としても知られています。
「ミスターHUG」と呼ばれていて、ボクの友人が講演会の折に大行列に並んでHUGしてもらったと興奮していたのを覚えています。

今回ご紹介する『パラダイスゆき9番バス』は、ステキな絵本です。


PROLOGUE

ぼくはある日 動物園にいこうと バスにのりました。
バスにゆられ しばらくして窓のそとをみると
不思議なバスの標識が目にはいりました。
そこには「パラダイスゆき9番バス」とかかれています。
パラダイス(楽園)ゆき・・・・?
パラダイスってどこだろう・・・・?
いままでこんな標識なんて みたこともありません。
ぼくは 動物園にいくのをやめて 9番バスをまつことにしました。
でも9番バスは なかなかやってきません。
ぼくはベンチにすわって まちつづけました。

しばらくすると ぼく以外 まわりにだれもいないのに
どこからかききおぼえのない「声」が耳にはいってきました。
その「声」は6つのテーマをぼくに かたりかけてきました。

「自分を好きになる」
「愛のエネルギー」
「しあわせの素」
「あたらしい自分」
「通じあうこと」
「変化すること」
それぞれのテーマの扉がひらくように 生きる知恵となる言葉が
つぎつぎとぼくの”こころの耳”にとどいてきたのでした。

こんなプロローグで始まる、この絵本は、この6つのテーマごとに、「声」が書かれています。

「あなたがもしも 自分のことを不幸だと思っているなら
人間は幸せになろうとおもう分だけしかしあわせになれない(エイブラハムリンカーン)」という言葉を味わってごらん・・・

絵本なのに、じっくり読む本です。

葉祥明さんが絵を担当しています。優しい絵です。

一度手にとって見てくださいね。









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