自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

男女の統合

2015-01-12 06:18:09 | ボクのクラス
2015年最初の「自己分析心理学講座」。


2日間のテーマは「男の中の女、女の中の男」。


ユングの「アニマ・アニムス」の理論とそれに伴う体験的な講座。


半年のクラスで4か月目となると、深層心理のかなり深いレベルがテーマになる。


深くなればなるほど、つまり自我から遠くなればなるほど、それは曖昧模糊とした分野。


それでも男女の統合と言う、普遍的なテーマは、何度やっても興味が尽きない。


河合先生によると、西洋ではこの男女統合のテーマは、芸術や物語の世界で数多く表現されてきているという。


例えばクリムトの「接吻」の絵は、一度見たら忘れられない。


物語も、シンデレラ(灰かぶり)、眠れる森の美女、白雪姫、と、グリムやペローが採話したものは、ディスニーが映画化して誰もが知っているほど。


でも、日本では、こういった男女統合、いわば結婚譚は少ない。


とは言うものの、この男女統合のテーマは、それぞれの国の文化を超えて、普遍的なテーマなのです。


最近感じることなのだけれど、いわゆる男らしい男や、女らしい女だけじゃなく、男らしい女も、女らしい男、あるいはどちらでもない性を感じさせる人種が目につくようになった。


講座の内容も、それに合わせて進化させていかなければならない。


ユング博士は、バイセクシュアルについて分析しているのだろうか。


それはともかく、二日間、たっぷりと、いやどっぷりとこのテーマに取り組んだ疲労感は、打ち上げの一杯で一気に満足感に変わる。


この講座も、残すところ、あと2回。


今週末は、大阪クラス。


もうしばらく、男と女のテーマに取り組みます。






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